タイトル:広州迎撃戦 16

その卵を見つつ、一美に穂積は尋ねた。 「今すぐというわけではないのですか?」 と、それに、一美は首を振らず、頷きもしない。 「姉上…。」 黙ったままの一美に、穂積は姉の心のうちを察さずにはいられなかった。本当は、こんな惨い事をさせたくないと、案に語っているようだった。 そのあとは、2人の間に言葉はなかった。 「この卵を、どうするのか聞き…

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