名列車列伝特集 13-20「紀伊半島の縦断した名特急20」

(N)本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「くろしお」編ですが、今回は「くろしお」とは異なり、特急「南紀」のお話です。
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(Kt1641F)実は「南紀」ですが、なんか変化がないように思えますが…。
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(Hs1208F)わかりました。では、お話をお願いします。「紀伊半島の縦断した名特急」の第20回です。
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(キハ85型)本日から、主役が私に代わりましたが、私は85系気動車のキハ85型と申します。私は「ひだ」とともに、「南紀」の運用についたのですが、82系先輩から今回の役を受け継いだわけですけど…、なんとなく平凡な舞地にを過ごしておりました。実は、私が運用についてから数年間82系先輩は一緒に過ごしていました。しかし、実は鳥羽駅から紀伊勝浦駅を結ぶ特急が運転をしておりました。そのころ、南紀地域は、平成2年以降海外旅行の浸透によって、南紀地域の旅客が減少の一途をたどっていったわけです。
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(Kt1641F)しかし、一つの疑問が残ります。平成13年にグリーン車が多客期連結に変更されているのは…、どう説明することになりますか?
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(キハ85型)実は、平成8年に特急「ひだ」のカテゴリに、「ワイドビュー」が冠されることになります。しかし、JR東海の経営戦略の中では、南紀地域はランクが低下することになります。実は、JR東海は主な収入を、東名及び名阪の新幹線で賄っておりましたから、その点で考えると、南紀地域はそのランクからは下がってしまうのが落ちです。また、松阪駅までは近鉄特急の名伊特急と並行して走るため、運転頻度が高く、フリークエント輸送を行う近鉄特急に分があるというのが本当のところです。ただ、JR東海とて黙って指をくわえているほど、愚かではなく、それなら、「特急料金を取らない列車を走らせてみるという手はどうだ」という発想から、快速「みえ」を運転し始めたわけです。実は、名伊特急と快速運転を行うのは、甲特急が名古屋駅から伊勢市駅まで、乙特急が桑名駅、四日市駅、白子駅、津駅、松阪駅、伊勢市駅と停車していくことを考えると、自ずと対抗できる列車は、松阪駅までの勝負となってくるわけで、そこに、快速「みえ」と特急「南紀」でタッグを組んで、勝負しているわけで、津駅までは、近鉄特急が乙特急が52分、最速ではなんと40分とされております。それゆえ、南紀方面のグリーン車の高山本線への観光需要が高まっているということを踏まえ、高山本線へのグリーン車の投入が相次いだというわけです。
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(Hs1208F)そういうことだったのですね。なるほど、わかりました。
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(キハ85型)しかし、グリーン車の需要が減ったということを考えると、指定席と自由席を連結した車両編成に変更したというわけです。だからと言って、利用率が低下したといっても、グリーン車の連結は多客期に、連結できるという点では変わらないということになります。ただ、多客期にグリーン車の連結がされているのでは、サービス低下という状況に変わりはなく、8年後の平成21年には半室という形ではありますが、グリーン車の連結が復活します。その間には、特急料金の値下げがあり、自由席の利用促進を促す取り組みを行っていきます。
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(Kt1641F)結果的に、現在の姿になるの時間がかかったというわけですね。
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(キハ85型)その通りですが、それでも多少の変化はあったというわけです。まあ、そういうことですけど、今回はここまでです。次回は「オーシャンアロー」と「スーパーくろしお」たちの駆け抜けた平成12年以降のお話をしていきます。次回をお楽しみに。それでは。

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