近鉄特急で「天理臨」を見る 10

本日の話題の2本目は、「鉄タビ(臨時便)」から「近鉄特急で『天理臨』を見る」の最終回となる10回です。

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もう少しで、鶴橋駅の撮影も切り上げというところまで来ました。実は、
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今回の近鉄特急「ひのとり」を運転していく中で、アーバンライナーの存在が消えていくかのうせいがあるという話をしたことがありましたが、では、新型特急車両が導入された後、近鉄特急の車両はどういう扱いを受けていくのでしょうか。こんな例があります。
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近鉄特急30000系は、甲特急運用でデビューしたのですが、アーバンライナーの登場において、21000系がデビューした後、30000系はし乙特急に運転をしていく列車に変更を行うわけです。
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そして、運転されているタイプは二つありますが、そのうち、直接都市を結び、且つ停車駅を少なくしていたのですが、限界がありました。それは、特急列車が運転している区間は、状況によっては、需要と供給のバランスが変化するという事態は避けて通れません。
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まあ、特急列車の運用は、何も大阪近辺から愛知県内などに向かう列車だけでなく、京都府内から奈良県内を結ぶ路線などにも設定されているわけで、甲特急だけでなく、多くが乙特急運用もあるため、車両を有効活用するのは、当然の成り行きとなるわけです。
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そのため、乙特急運用についている特急車両は、多くがもともとは甲特急運用にもついていた車両が多く、その代表格といえるのが、
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このスナックカーこと、12200系であり、
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12410系ということになるわけです。
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しかし、21000系の登場以降に、甲特急専用車両と、乙特急専用車両に分けて製造されることになります。
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その車両となるのが、22000系「ACE」と22600系「Ace」の二種類です。実際には、甲特急にも使用できる性能は有しているはずですが…。なぜか乙特急で使用されているというパターンをとってしまうわけです。
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現時点で、甲特急運用されている車両は、合計4種類で名阪特急用の21000系、21020系。観光特急「しまかぜ」に投入されている50000系と、休日ダイヤで運転されている23000系と多く、そのうち50000系以外は、乙特急併用運用も行われております。それに対して、乙特急を中心に運用されているのが、先ほどの紹介した22000系、226000系に加えて、30000系、12200系、12400系、12410系、12600系となっているわけです。
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考えてみると、現在のダイヤは主要停車駅を中心に構成する乙特急の需要は高く、甲特急運用は1時間ヘッドダイヤで動く名阪のみで、阪伊・名医系統は、主に乙特急が中心となっているわけです。
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だとすると、乙特急の需要が高いのはわかるけど、急いでいる人にとっては不便では…と思う方も多いかもしれません。しかし、甲特急も乙特急も、所要時間の大差はない場合が多いというわけです。ただ、名阪特急の場合は、ライバルの新幹線がいることを考えると、甲乙組み合わせた列車編成は必要不可欠という事情が見え隠れします。
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ということは、「ひのとり」は「甲特急運用限定?」となるのですが、「ひのとり」という名前が乙特急にも使用されるということになるのかどうかは、今後にかかってくるといえます。しかし、観光特急で限定で運用されている「しまかぜ」は、扱いは甲特急運用ですので、おそらく「アーバンライナー」の甲特急運用のみが、「ひのとり」になっていくのは、確実だといえます。
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実は、画像の前後がごちゃごちゃしておりますが、乙特急では異彩を放つビスタEX、この塗装はリニューアル時に登場しましたが、今後は乙特急は22600系が製造されていくと予想されており、甲特急運用車両は、その都度に増備されていくという見方が強いといえます。
まあ、私としては、今までの甲特急車両の運用をフレシキブルにやってみても面白いのでは…などと考えてしまいますが…(-_-;)。
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今回の画像の〆は、22000系と12200系の旧塗装を撮影したところで、今回の旅を終わらせていただきます。

ということで、次回の「鉄タビ(臨時便)」の旅は、「阪神・近鉄連結10周年」を、「鉄タビ」本編は明週以後に2回及び3回ほど書きますが、それ以後のお話は、「金毘羅への旅」をお届けします。

ということで、次回をお楽しみに。

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