名列車列伝特集 14-14「対九州特急の新ジャンルを築いた名特急14」

(N)さて、本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「あかつき」編の第14回ですが、今回は寝台特急「あかつき」の終焉に関してのお話です。ただ、今回は横道にそれます。
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(Kt1641F)今回は、2日連続ということになると聞いたのですが…。
(N)ええ、実は12月から仕事の関係上、書けないということになるので、2日間連続となります。
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(Hs1208F)わかりましたが、大丈夫ですか?
(N)何とかやってみます。ということで「対九州特急の新ジャンルを築いた名特急」の第14回を始めます。
EF65型電気機関車1000番「あかつき(1985~2000s)」.png
(EF65型PF)実は、私が任務を離れた後、EF66型さんが、「あかつき」をけん引していました。それが平成12年のダイヤ改正からだったのですが、「彗星」の需要は低下気味であったため、車両の減車が頻発、通常は6両編成で運転されているところを、4両編成で運転することもあったようです。実は、京阪神と宮崎県を結ぶ交通は、新幹線だけでなく、航空機はもちろんのこと、高速バスおよび夜行フェリーの存在があり、交通経路の充実が図られていたことが大きく、利用率も併結運転を開始してから4年で、30パーセント台でしたから、その事実を考えると、運行がいつ取りやめとなってもおかしくありません。そこで、JR西日本とJR九州は協議のうえで、「彗星」の廃止を検討していきます。そのため、特急「彗星」はこのデーターが出た翌年に、廃止となってしまうのです。実は、九州各地の在来線では、特急のスピードアップが求められており、これに邪魔をしてしまう寝台特急は、どんどん廃止の対象となります。それは、実際にほかの寝台特急でも同じ状態であり、この状況を改善するのは、難しい事態となりました。車両の更新とそれに似合う対価が得られるのか、という問題に直面したというわけです。
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(Kt1641F)確かに、この時期は大変なことになってしまったのですよね。
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(Hs1208F)その間に、どういったことが起きていたのですか?
EF65型電気機関車1000番「あかつき(1985~2000s)」.png
(EF65型PF)実は、この間に新婚旅行の旅行先が、海外に移ったことも影響しておりますが、主に、プライバシー意識の強化があり、全車両の個室化が達成できなかったこと、電車車両がその解決策を示したはずですが、それができなかったのです。そのため、京阪神から九州間を走る列車にそれができないことは、明白でした。そのことが明らかになった時点では、寝台特急「あかつき」の命は、5年も持たないということを、JR西日本の上層部は思わずにはいられませんでした。そこで、平成17年には相手を「なは」に交換したのですが、この「なは」も苦戦をしておりました。実は、平成12年のダイヤ改正以後に、平成16年の九州新幹線の部分開業が起きたため、末端区間の熊本駅と鹿児島中央駅間が削られてしまいました。そして、「あかつき」の命もあと3年になってしまったのです。
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(Kt1641F)それが意味していたのは、寝台特急「あかつき」の廃止ですか…。
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(EF65型PF)その通りですね。確かに、この感じからしてそう察することもできますよね。それがやってきたのは、わずか3年後の平成20年3月15日のことです。「あかつき」の廃止と同時に、関西対九州間特急の廃止でもありました。これにより、関西対九州を運転する列車は、完全に新幹線への道を歩むことになります。さて、次回のお話ですが、これが意外にも、九州新幹線全通のお話が絡んできます。それと、寝台電車特急の復活という題名で、お話をお届けしようと思います。ナレーターさん。次回で最終回ですが、何かあるのですよね。
(N)ええ、実は、次回の記事が連続となる記事ですが、この記事が本年最後の「名列車列伝特集」の記事でした。

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