名列車列伝特集 15-01 「九州男児の本懐ここにあり! 九州の幹線を結ぶ特急 01」

(N)さて、ここのコーナーでは、初ですが、新年あけましておめでとうございます。
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(Kt1641F)新年あけましておめでとうございます。って、新年会であいさつしていますよね?
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(Hs1208F)ナレーターさんは、後半から出席していたからですよね。
(N)一応そうですが、このシリーズを通してみれば、この回が、初めてですよ。
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(Kt1641F)まあ、それはそうとして、今回のお話は、九州が舞台となります。記念すべき第1弾で登場した「つばめ」で話をしていたのですが、実は第3代目の「つばめ」の大本になるのが、この車両が「有明」です。この「有明」という列車名は、むろんですが有明海のことですが、今回は誕生前までさかのぼります。今回は、そのお話ですよね。
(N)その通りです。今回はその話をしていきます。ただし、今回は、導入部分になります。では、ゲストのお方にご登場願いましょう。それではどうぞ。
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(C11型)皆様、こんにちは。そして、1641Fさん、1208Fさん、お久しぶりです。今回は九州の仲間からお聞きしたお話をしていきます。さて、九州に鉄道がひかれたのは明治20年代であり、九州鉄道があり、博多駅と千歳川仮停車場間が開通したことから、現在の鹿児島本線を結ぶルートがひかれたのが明治21年、それから3年後には、門司港駅(当時は門司駅)まで延伸させ、同時に熊本駅までも全通させました。その後、明治27年には八代駅まで開通させました。この区間を走る優等列車が誕生するのは、それから12年後の明治39年を待つことになります。
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(Kt1641F)しかし、九州のルートというのは、南北に走るルートだけではなかったのでしょうか? 現在、九州を走る特急は、歴史のある列車名が多いですよね。「かもめ」の回でも、話があったのですが、九州の優等列車の誕生というのは、どういう経過をたどったのでしょうか…?
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(C11型)確かに、疑問がありますよね。実は、明治39年ダイヤ改正で誕生した優等列車は、2列車ありました。一つ目の列車が門司港駅と八代駅を結ぶ列車で、もう一つは、途中の鳥栖駅を経由する長崎駅行です。この列車は、一つ目の列車は番号が817と828を与えられ、もう一つの列車が、837と810の番号が与えられており、門司港駅を7時10分に出発する817列車は、八代駅に午後1時37分着、八代駅を午後3時17分に出る828列車は、門司港駅には夜の9時39分到着となっておりました。これが、「有明」の原型となった列車です。その後、鹿児島本線は全通を迎えるのは、明治42年になります。この翌年のダイヤ改正では、その前年に急行運転区間短縮を余儀なくされた817/828列車改め、831/852列車に改まっていて、さらにスピードアップとともに、鹿児島駅まで延伸したのですが、熊本駅より南の区間は各駅停車の状態でした。そのため、当然のことながら、所要時間は距離が長くなった分、だいぶかかりますから、13時間丁度かかっていました。ただ、ここで注意していただきたいのは、この「鹿児島本線」が現在の位置になかったことです。
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(Hs1208F)えっ? どういうことですか?
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(C11型)実は、鹿児島本線が現在のルートに移管するのは、それから遅れること20年の昭和2年のことです。そのため、この時代は人吉駅を経由する今の肥薩線と日豊本線の隼人駅と鹿児島駅の区間が当時は、「鹿児島本線」と名乗っていたわけです。それが、当時の状況だったといえます。
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(Kth1104F)あの、私も参加していいですか?
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(Kt1641F)いいですよ。それより、何か質問したいようですね。
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(Kth1104F)疑問があるのですが、鹿児島本線の当時の急行は、どのくらいの本数の列車が運転されていたのですか?
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(C11型)それは、鹿児島本線を経由していた急行は1本だけですが、区間運転をしていた列車が、1列車ありそれが門司駅と久留米駅を結んでいたということがありました。ところが、その代わりとは何ですが、長崎駅行を連結していました。それが、大正2年のことです。実際に言うと、対応速度の向上が行われておりました。そういう話は、第2回でも行っていきます。ということで、次回は、昭和期に入って全通した正規ルート鹿児島本線の優等列車達の活躍をお話します。次回をお楽しみに。

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