晩夏の加太への旅 04

本日の話題の2本目は、「鉄タビ(臨時便)」から「晩夏の加太への旅」の第4回をお話します。さて、私とS氏の二人での旅です。

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さて、私たちは加太駅のホームから「めでたい電車」を降りた後、加太の有名な神社「淡島神社」に行くことになります。
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ちなみに、加太の街を見ていくのですが、実際に加太はもともと港町で、大坂から江戸に向かうための南海航路の港として、機能しておりました。そのことは、司馬遼太郎氏著作の『菜の花の沖』で、取り上げられております。現在は、太公望が集まる場所として、有名となっております。
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『菜の花の沖』の文中には、「紀伊国屋文左衛門の出身地が、加太」だったという説もあると書かれております。さて、
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こちらも、これは「めでたい電車」ですから、「めでたい」の「たい」が、恋をエビで釣るという形ですね。なんだかほほえましいですね。
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大阪湾と紀伊水道を結ぶ拠点となる港町であるため、小さな町ですが、それなりの旅館などが立ち並びます。
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ここにも、「めでたい電車」ののぼりが立っておりますね。実際に第3回でもお話したのですが、加太線の観光路線への転換は、意外にも最近のお話で、平成24年と8年も前のことだったわけですが、もともと「淡島神社」の、門前町ということもあり観光業については、以前から栄えていたこともあり、町も栄えていました。
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まさに、漁師町のにおいが漂いますね。この路地も味がありますね。
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そして、加太の街を潤す形となっていきました。ほおずきが乾燥させてありますね。
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さらに路地を曲がっていくと、「淡島神社」に行くための道ですが、実際に裏道として使用されているわけですね。
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さらに右奥に行くと、「淡島神社」に行くのですが、この「淡島神社」については、民俗学でも研究対象となっておりまして、いわゆる「安産祈願」などを中心とした「淡島信仰」が有名です。「淡島信仰」というのは、女性の「安産祈願」も含まれますが、実際に「子だくさん」という願いも込めていた点もあり、言ってしまえば「不妊治療」も含まれるわけで…、「女性信仰」という類のものに分類されると思います。
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江戸時代から全国で注目されていたのは、そういった「不妊」に悩む母親、並びに娘さんたちだったと考えられるわけです。ちなみに、有名な祭りとして「ひな流し」という風習も残っており、現在でも3月の「ひなの節句」には、「ひな流し」を行っています。
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港町だから、こういうのもいますよね(にゃー!)。そして、ようやく、「淡島神社」の表玄関の鳥居にやってきました。
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ここから、見ていきましょう。実は、「淡島神社」の付近には、売店が立ち並んでおります。実は名物が一つあり、
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海産物のしらす丼が有名です。前回訪れた時は、和歌山ラーメンを食べたことがありましたが、今回は、この商店でのしらす丼を食すことになります。
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なんだから、観光業ではすたれていると思われがちな加太ですが、実は、近年は「たま駅長効果」、関空を経由するインバウンドマーケティングの効果によって、加太に来る海外のお方も多くなっているといわれております。
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そして、お客様をもてなすもう一つの鳥居が見えてきました。ここから、淡島神社の境内に入っていきます。
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そして、やっぱりありますね。左上にこの絵馬が…()。そして、その先に本殿があります。実は、淡島神社の面積はコンパクトにまとめられており、北野天満宮のように、最初の鳥居から長くなっているのに比べると、すぐに行けるというのも特徴です。
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さて、淡島神社の境内内を撮影していきます。
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庫裏などを見て回ってみても、どこにでもある普通の神社という雰囲気しかありません。しかし本殿をよく見てみますと、
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陶器の沖本…、
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いたるところに、置物、人形、最後の画像は福岡名産の「博多人形」ですね。役目を終えた後は、ここで眠るということなのでしょうか。雨が降った時には、どうされるのでしょうかね…(-_-;)。
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さて、さらに境内を進みます。
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それにしても、この人形、置物の数、さらには、「ひな流し」の人形もたくさんあるといわれるほど、色々とありますね。
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ここにも、
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ここにも…。
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なんと「だるま」まで(もういいだろう…(-_-;))。本当に、人形の数が多いです。
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ふと気づいたのが、置かれている人形類は、陶器または磁器製の置物であるため、風雨に強い特徴があることにつきます。では、「ひな流し」で使用される「流しびな」はどこにあるのか、
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探ってみたくなるのですが、読者のお方で、ご存知の方はいるかもしれませんね。おそらく境内の庫裏か、本殿内で隠れているということになります。
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つまり、これらを見てみると…、家庭や企業で大切に保管されていた文物を、厄除のため寄付したりして、会社の繁栄などを願ったことをきっかけに、風習として広まったのかもしれませんね。それにしてもこの画像は、お面でしょうか…(こっ、怖い…(-_-;))。
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福助とか、
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シーサー、
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人形なら何でも来いという感じでしょうか…。「来るもの拒まず」ということを感じさせます。
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まあ、そんな感じで、淡島神社の境内を参拝した後、お守りを購入し(実は、以前に行ったときにお守りを購入していたので、今回は自身のお守りはパスして…【誰に?】)、名物のしらす丼を食すことになりました。
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食べたお店は、こちらです。そして、今度は加太駅から、和歌山市駅に戻り、今度は南海本線を北上して…、家路につくわけではありません。では、どこに行くのか、それは次回でお話します。それでは、次回をお楽しみに。

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