野田氏新代表選出

本日の話題は、先ほどまで開かれていた『民主党代表選挙』についてです。
 
結果はもうお分かりの通り、野田氏が当選し、新たな代表として選出されました。
その第1回目の投票で、2位となった野田氏は、トップの海江田氏を追う形となったのですが、何と3位から5位となった前原氏、鹿野氏、馬淵氏の3陣営がスクラムを組んで、海江田氏を包囲すると言う作戦に出て、票の逆転につながったと言うのは、見ていた人も分かったのかもしれません。
 
所で、この選挙、どうも気になっている事として、この選挙は、実力者の駆け引きそのものではなかったのかと、考えてしまいます。
 
それは、党内の大勢力と言われる小沢氏、対するは野田氏を推した岡田氏の代理戦争だったのではないのか、私はそう考えてしまいます。
その理由を2点にまとめますと、まず、現在の日本が置かれている状況と危機感。続いて、小沢氏の急進的な考え方が、内部崩壊ならぬ国家崩壊を招くと言う危機があったと考えられるからです。
 
最初の点について述べると、3月11日に発生した『東日本大震災』により、帰宅困難者などが起きる等、多くの被災者が出た一方で、緊急で行わなければならない復興支援が、なかなか進まないという自体も経験し、国民からの信頼が徐々に遠のいている状況にあると言う事への危機感、さらに、経済では歴史的な円高(阪神大震災{平成7年}よりもひどい事になりつつあり、現在手を打っているものの効果がない)と株安によって、不況に陥るのではないかといった危機感が、覆ったのではないかといった点。
 
そして、小沢氏の野党との合意(管内閣で決議した自民公明との合意)を破棄する可能性にも言及し、これが、小沢派の策略とも取られなかったという点があったと言う危機感、それに、これが進む事によって、野党であった自公連立政権時代の政治に逆戻りしてしまう危機感があったと考えられます。
 
しかし、海江田氏に対する評価もいまいちといった所があり、この評価も影を落とした格好です。
さて、野田氏の演説で、こんなキーワードが、
 
ノーサイドにしよう。
 
これは、もう、小沢や反小沢の争いをしてはならないと言う事を、党員に向かって諭した言葉だと、私には聞こえてしまいます。
 
これから、国民のための政治をしよう。
 
と呼びかけたのは野田氏の考え方そのものだったと、言えるのかもしれません。
 
と言う事で、以上です。
 

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