先日の政治裁判。

本日の話題は、「歴史もの」から、昨日に開かれた小沢氏公判を取り上げます。
 
実際、この裁判については、検察の不起訴処分に対し、検察審査会が2度にわたって「起訴相当」という判断を下した結果、実現したもので、実際に検察官に指定された弁護士による異例の裁判となりました。
 
本日開かれた初公判の結論を、小沢氏側と検察側より見ていきます。
まず、小沢氏側は、
「私の指示したことは、政治献金を記載する法律などに触れないし、虚偽記載も行った覚えはなく、私が指示したとしても、それは誤解であり、私の政治生命を終わらせようとする勢力による陰謀であり、そう言った形で、公判に臨むこと自体、不当である!!」
と述べ、さらに、
「総選挙が迫っていた一昨年の3月(実際、検察等が捜査を開始したのは、3月ごろ)、国政を変える時期に強制捜査を行った点では、まさしく、政権交代をさせない勢力による『民主つぶし』『小沢つぶし』ともとらえられる(しかし、実際の捜査の点では、自民党に有利に働いたのではなく、民主党の歴史的な大勝利で終わった)。」
と強調して、検察の介入の不当さを示し、無罪を主張しているというわけです。
 
反対側の、検察側は、
「小沢氏は、元政策秘書(大久保被告)ほか、元秘書(石川衆議院議員ら2人)が、4億円の資金を要する土地案件の相談を受け、その土地の記載を隠蔽するように指示し、資金管理団体の口座に入ったことや、頻繁に小沢氏と打ち合わせをして、その案件について、公表をしなかった事から考えると、小沢氏が、4億円の資金を要し、陸山会名義で土地を購入した事を公表しなかったことは、政治資金規制法に抵触する!」
と反論しているそうです。
 
今回のポイントは、どこかと申しますと3点ほど挙げられます。
1点目は、その「4億円」はどこから調達したものか、2点目は小沢氏が関与したのはどこまでか、3点目は、これは私見も含んでおりますが、小沢氏の政治資金と土建業が癒着している可能性が含まれるかどうかについてです。
 
1点目については、公判後の会見で…、
「あれは、私の出したお金です!」
と言い切りましたが、実際、不審な点が多く、この疑惑が公表された時点では、「銀行からの融資」と発表、そのあとで「親の遺産」と言った発表となって、どれが出所なのかはっきりしていないので、この点が焦点になりそうです。
2点目は、小沢氏がどこまで関与したのかと言う点です。これは、この公判の大きな焦点ですが、過去の汚職事件では、間接的にかかわっていたと認められたケースが2例ほど報告されております。
その例をあげると時間が亡くなるので割愛しますが、詳しくは朝日新聞の本日の朝刊3面に載っているとのことです。
3点目は、この事件以外にも、土木建築業者との癒着があったのかどうかについてですが、これについて、私の見解では、陰で癒着していたと言う可能性も疑ってみても良いのでは、と考えてしまいます。なぜかと申しますと、実際に、自民党に所属していたころ(平成5年の『55年体制崩壊』まで)、故金丸氏を師と仰いだ小沢氏、金丸氏の政治手法から、「カネ」の集まる政界のドンという印象が強いと考えてもおかしくなく、「西松建設」がらみの事件も小沢氏が関わっているのではないかといった指摘もあります。
 
私からの考えですが、小沢氏が知らないと言われても、秘書の石川被告や、大久保被告などの会話が耳に飛び込んできていたとするなら、内容を知っていた可能性はあります。
 
その信ぴょう性と言うのは別にして、法廷の場で説明を果たすべきだと、私は考えます。
 
以上です。

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