ブータン国王の被災地に込めた思い

本日の話題は、「東日本大震災関係」より、三度ブータンの話をいたします。
 
ここ2回ほど、ブータンと日本の歴史から、日本の失った姿と、それにブータン国王が訪れた意味が何かを、書いてみました。今回は、その締めくくりとして、日本がどれだけ注目されているのかと言う事についてお話します。
 
本年の3月11日におきた、東日本大震災は多くの人々を、日本に向けさせたと言っても過言ではないかもしれません。実は、今から90年もたつ大正11(1923)年の関東大震災でも欧米諸国が、震災復興で立ち上がる日本人にエールを送ったことは有名な話です。
そんな中で、原発事故が福島県で起き、東北の人々は仮設住宅での不自由な生活を余儀なくされているという情報が、世界各国で流されたと言う事です。
 
考えてみれば、経済発展していく中で、日本人は自分たちのそれまで持っていたはずの、地域の絆や助け合いの精神を忘れたと言われておりました。特に若い世代にそれが広がっていると近年まで言われていたのですが、今回の震災以降は、その話が聞こえてこないと感じます。
 
そんな中で、ブータン国王が訪問された意味は、単に世界の一員として、挨拶するだけではなく、ブータンの人々は、仏を信じる仏教国ともいえた日本の復興を、心からお祈りするとともに、多くの亡くなられた人々の魂や、被災された方々に寄り添いたいという気持ちを表したものと、私は考えてしまいます。
 
また、日本人に「これ以上急いでどうする、ゆっくりいこうよ。」と語っているのではないかとも考えてしまいます。
私の考えは以上です。

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