国家の格下げ…。

本日の話題は、「歴史もの」からです。
 
本日の午後に、アメリカ格付け最大手の「スタンダード・プアーズ社」が、西欧9カ国の国債の評価を1段階下げたと発表して、大きな衝撃がEU内を駆け巡りました。
 
その理由は、2つあるのですが、一つが、「フランスの格付けの格下げ」、2つが、「9カ国同時の上に、金融危機に対応する策を出している最中の、このタイミングでの発表」に尽きると言えます。
 
確かに、現在のEU、特にユーロは円に対しては、取引開始以来最高取引価格を更新し続けている現状です。
 
ここで私が、この話を持ってきたのかについてですが、国家の格付けが、国債という借金の借用書で決まってしまうという現実に、昭和4(1929)年のヨーロッパを見ているような感じがすると思えてきたからです。
 
その理由は、合計3つです。まず、1つ目は、「貿易を行う上での共通通貨の下落」、2つ目は、「大国まで影響が出てしまう現実」、3つは、「日本も対岸の火事ではないと言う事」という点です。
 
昭和4(1929)年の「世界恐慌」では、共通通貨とされていた「金(当時の世界各国は、紙幣を金に交換していました)」が、この恐慌で下がり、多くの国家がその被害を被ったことがあります。これは、日本とて例外ではなく、その被害を被ってしまい、昭和7(1932)年に「金」との交換をやめていると言う例があるからです。
 
続いて、「大国まで影響が出てしまう現実」という点では、当時の世界経済を引っ張っていたアメリカ(実際言うとこの恐慌を起こした張本人)だけでなく、ヨーロッパも巻き込まれています。実は、今回の国債格下げにはフランスと言う経済大国が含まれており、国債の信用=国家の信用という現実をどう受け止めていくのか気になってしまうところです。
 
最後に、「日本も対岸の火事ではないと言う事」ですが、日本はこの経済の出来事に対して、常に被害にあっていたと言うのが実情です。おおそらく、対岸の火事でありながら、何も手を打たずに、帰って来たような感じがしています。
 
これから、どうなるのでしょうか。
 
以上です。

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