18400系ラストラン! ―40年を駆け抜けたある車両の生涯― 21

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ーさて、ほつカワ…間違えた。近鉄「18400系ラストラン! ー40年を駆け抜けたある車両の生涯ー」の第21回目です。ー
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ー実は、18409編成の話ですよね。ここで、私の方からも、ひとつお話をさせていただけないでしょうか?ー
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ーでもその前に、18409編成先輩がどうして、生き残れたのかその理由を探ってみたいですよね。ー
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ーそれは、そうですね。でも、時代にの詳しい方でしたら、私が適任かと…。ー
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ーまあ、そういうことにしておきましょう。ー
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ー昭和55(1980)年代以降、近鉄の特急車両では大きな改装工事が行われようとしておりました。その理由は昭和63(1988)年に登場した「アーバンライナー」の登場にあります。ー
イメージ 3ーその頃、関東大手私鉄、関西大手私鉄ともども、新型車両の開発に走り回った時期でもありました。特に、空港路線を展開する私鉄にとっては、飛行機をイメージしたものを、観光路線では地域色で勝負するという時代の突入でもありました。その影響はJRにも波及したのです。ー
イメージ 4ー「アーバンライナー」が登場したのも、そういった背景があったと思います。ー
イメージ 5ー実は、昭和59(1984)年のことですが、18400系は10編成あったのですが、そのうち、私と10編成が、スナックコーナーがないまま、製造された車両だったために、団体列車での転用のオファーが来ておりました。その理由に、ある車両に問題が起こっていたのです。ー
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ーそれは、どういった車両が関連していたのですか?ー
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ー実は、私から見れば先輩に当たるのですが、20100系「あおぞら」という車両です。この車両を模した色を巻いた15200系が走るということで、話題になりましたよね?ー
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ーはい、知っております。ー
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ー実は、その車両も2階建てだったのですが、特殊な機構を背負った関係で、早くから老朽化が進行していたのです。なにせ、普通鋼でしたから、海岸も走るために一層深刻でした。ー
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ーいやいや、ちょっと待って、それだったら私は40年近くも海の風に当たりっぱなしで、老朽化寸前まで行っているよ。少し違った事情も絡んでいるのではないの?ー
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ーほかの事情も絡んでいることは事実です。実際に団体専用だった20100系先輩は、2階建てでありながらも、制御機器を付随車両の中に押し込んで、両方の車両をダブルデッカーにして走らせるという方式を取ったのですが、それが特殊すぎて、老朽化しやすかったと言われております。実際には、非冷房だったこともあり、21000系「アーバンライナー」の登場で、暇になった30000系「ビスタカー」や、ぼくたちなどが運用を担当したことによって、平成6(1994)年には廃車となったのです。ー
イメージ 8ーそんないきさつがあったのですね。ー
イメージ 7ーそうですね。僕は初めて知りました。団体列車談義では、話ていなかった事ですよ。ー
イメージ 9ーと言うことで、次回に進みます。ー