桜咲く? 吉野のめぐる初詣タビ 25

(N)さて、本日の最初の記事は「鉄タビ(臨時便)」より始めます。タイトルは、「桜咲く? 吉野のめぐる初詣タビ」の25回です。
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(Kt1029F)橿原神宮前まで30~40分で到着する旅ですが、ラビットカーについても、書いておきたいのですが…。
(N)まあいいでしょう。この「ラビットカー」というのは、近鉄6800系の事を指します。しかもその系列では6900系のちの6000系も含まれるのです。
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(Kt6625F)僕たちからは大先輩にあたります。また、すべての近鉄車両の大先輩でもあります。
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(Kt16602F)僕の先輩にもなるのですよね。それでこの編成は前車両ともモーターだけで編成されていたのですよね。
(N)そうです。落成当初はオレンジバーミリオンに白帯という軽快な塗色でしたが、1~3次車は白色エナメルの塗装でして、4次車以降ではステンレス製のうさぎのマークが側面に取り付けられておりました。1968年(昭和43年)より後述の改造工事と同時に順次マルーンレッド1色となり、引退する平成5(1993)年にかけて、新色になった車両もいたのですが、養老鉄道に1編成が残っております。
イメージ 3(Kt16602F)えっ? まだ会えるのですか?
イメージ 4(Kt6051F)会えるよ。私の先輩だったから、いい人だったけれど…。実は、当初は吉野線には入れなかったのだよ。本来は各駅停車用として製造された系列であったのだけど、運用開始当初は南大阪線、長野線、御所線の急行や準急でも使用された経緯を持っている。
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(Kt6625F)僕たちと同じ運用! すごいですね!
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(Kt6051F)その後の改造などや、僕たちの登場で立場が大きく変わり、大阪阿倍野橋駅―古市駅間の増結車両として活躍していたのだよ。それを君たちの相棒君がやってくれているというのだから、ありがたい。また、晩年は吉野線にも入線できるように改造されているのよ。
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(Kt6422F)僕たちと同じ役目をしたのですね。しかし、そこまでやって、晩年は一体どうなったのですか?
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(Kt6051F)実は、冷改も行っていたが、それに、対応できたのは増結車両のユニットだけだったのだよ。
(N)そうなのですよね。実はパンタグラフも、連結側に移設されているのですよ。
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(Kt6625F)つまり、増結以外は非冷房で運転されていたということになるわけですね。
イメージ 6(Yt606F)その通りだよ。
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(Kt6051F)先輩! 来ていたのですか?
イメージ 6(Kt6857F)そうだよ。君たちが今も走っていて安心して見られるし、6037F君が来てくれたから、僕たちのところも助かっているよ。
イメージ 5(Kt6422F)僕たちが、生まれたために…。
イメージ 6(Kt6857F)何を言っているの! これも勤めだ。僕たちの分まで頑張ってくれ。それだけだ!
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(Kt6422F)ありがとうございます(涙目)。
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(Kt6051F)あーあ、泣いちゃだめでしょ。それより、ナレーターがいつ入っていいか困ってますよ。
(N)いえいえ、気にしていませんから…。それより旅を続けましょう。
大阪阿倍野橋駅を出て20分、羽曳野市古市駅に滑り込んできた6020系6051編成吉野駅行き急行
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すぐ隣には、6020系6077編成と6400系を連結した河内長野駅行き準急が停車しておりました。実は河内長野駅行き準急に乗り遅れた乗客を、吉野駅行き急行の速達効果でカバーし、相互に連絡を取れるようにするという方法は、やはり近鉄のお家芸といえるべきものかもしれません。
ということで、次の「26」では、橿原神宮前駅まで向かうルートの話をしますとともに、6020系と6000系の解説をしていきます。
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(Kt6051F)今度は僕ですね。それでは、次回をお楽しみに。