JR大回り旅 これで120円です。 10(東海道本線を上る 後篇 近江八幡から米原まで)

本日の話題の2本目は、「鉄タビ(臨時便)」から「JR大回り旅 これで120円です。」の第10回、近江八幡駅からさらに東に向かいます。
イメージ 1さて、私と父を乗せた近江塩津駅行新快速は、近江八幡駅を出発後、一路東に向かいます。実はこの先に、織田信長が建設の指揮を執った安土城跡があるのです。
イメージ 2多くの大河ドラマに、登場してくる織田信長ですが、能力主義を掲げた人物でもあったのと同時に、当時の最先端兵器火縄銃の導入に積極的で、時代の寵児といわれております。
ただ、描かれ方はそれぞれで異なってきます。まあ、だれが演じてもカリスマ性のある人だったことには間違いないようです。
イメージ 3安土町に属するこの地域から、彦根市に入ります。実は、織田信長の築いた安土城は、今までの城とは異なった性格を持っておりました。現在に置き換えると「国会議事堂」と「首相官邸」が合体したような感じだと思います。
今までの城は、城壁とかに見られるように、軍事的な側面が大きいのが特徴でした。しかし、この時代から城下町のシンボル、つまり、政治的なシンボルに代わってきたというのです。その発想は江戸城にも流れ、現在の皇居となって存続しております。
その安土城は天正10【1582】年の戦火、本能寺の変での戦火で焼失したことが知られております。
(上の画像は223系網干駅行普通
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近江八幡駅を出てから10分で、彦根駅に到着。この場所からは、近江鉄道の本線が見えます。いつか乗ってみたい鉄道の一つですが、気づいたことがあるとしたら、ここに写っている車両たちは、実は大阪ではなく関東出身が多く、ほとんどが西武鉄道の出身者です。
イメージ 5貴生川駅に止まっていた、ハワイアンブルーのこの車両も同じ西武出身者ですが、どうして、西武の鉄道車両がここにあるのか、この理由を簡単に噛み砕くと、西武鉄道の元社長が近江出身だからということなのです。

西武鉄道は、関東圏の西武蔵野鉄道の略称ですが、その創業者は堤康次郎氏というお方で、滋賀県愛知郡愛荘町の出身、近隣の地として東近江市の五個荘が近く、商人の国とも呼ばれ、「在郷商人の代表」を支えた町として知られております。「ワコール(下着メーカーで女性の方はお世話になりますよね)」の創業者である塚本幸一氏は、五個荘町の出身です。
そう言う環境下で、育った康次郎氏は東京で早稲田大学に進学後、西武鉄道などの鉄道会社の経営に参画、多摩湖鉄道を開設するなど積極的な経営で知られておりました。
イメージ 6現在、その地元を元西武鉄道の電車が走るのですが、この列車でその町を歩いてみたいですね。さて、彦根駅を出てから、
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すぐですが、左手に彦根城がちらっと見えます。この街も、最近では、
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ゆるキャラの「ひこにゃん」の登場で活気に満ち溢れているといわれております。登場から10年近くになるこのキャラクターも、実は登場翌年から、いろいろと問題があったとされております。
昨年3月に6年にもわたる裁判の結果、和解が成立して、「ひこにゃん」本人も胸をなでおろした感があったのかもしれません。その彦根を後に、一路米原駅に向かいます。この間、列車は琵琶湖から遠ざかりますが、再び琵琶湖を拝むことができますのでお待ちになってください。
わずか数分で、米原駅に到着。
ここで、列車の分割を行うために数分間停車。その間に、
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JR東海で使用されている。313系が登場。ただ、目で追っていくだけだったので、撮影していませんでした。申し訳ありません。

ということで、次回「11」は北陸本線を北に進みます。それでは。次回をお楽しみに。