増結:スコットランド独立かそれとも・・・。

本日の話題の2本目は、「増結:歴史もの」からです。

実は、今夜から投票が開始される「スコットランド独立の賛否を問う投票」です。今やイギリスのみならず、世界の注目の的となりつつあるこの投票。いったいなぜ彼らが、イギリスからの独立を目指そうとしているのか、それを歴史の観点からお話ししていきます。

そのために、この話からスタートしますが、サッカーの発祥国でもあるイギリスですが、国際大会では別の国家のような形で参加(地域として)していますよね。

ベッカム、ルーニー、ジョーコール、アシュリーコール、ジェラード…

すいませんサッカー選手を並べてしまいましたが、彼らが所属しているのはイギリスではなく、「イングランド」という地域名です。
それもそのはずで、ワールドカップ予選では、「イギリス」という国家では参加していないのです。

今回、その「スコットランド」が正式な国家に変貌するというのが、この大騒動の発端となります。

しかし、この元はだいぶさかのぼり300年前のことですが、1707年にイングランドがスコットランドを併合するまでは独立国家として、イングランドに抵抗していたといわれております。実は1642年に処刑されたチャールズ1世は、スコットランド王だったこともあり、スコットランド王が、イングランド王を兼任するのはジェームズ6世のころから存在していたといわれているのです。

つまり、統一国家としてイングランドはスコットランドの王のもとで、支配されていたことになります。それが1642年の清教徒革命と、前後した12年は、「スコットランド革命」と呼ばれる内戦に突入すると同時に、クロムウェル(オリバー・クロムウェル)がイングランド軍を率いてスコットランドを占領するということが起こっていたということになります。

つまり、それ以来、イングランドとスコットランドは対立していることになってしまうわけです。

まあ、現在でも、独立という例があるのか、それを探してみると、一番近いのが昭和40年に独立したシンガポールと、マレー連邦こと、現在のマレーシアです。

両国とも元は同じ連邦国家に属しておりました。しかし、中華系の割合が多いシンガポールでは、マレー系の優遇策を取る本国政府に反旗を翻したために、独立したことは有名です。

まさか、この二の舞になる可能性もあります。この独立は世界も注目する大きな出来事だからです。それは、この独立によって、影響を受ける地域が多いからということも意味しております。それが…。

スペインのバルセロナ周辺、とバスク地方などなど、この地域は独立の機運が高まっているからです。

日本にも影響が出てくる中国、チベットなどの少数民族の蜂起などが頻発しているのです。私たちの身近にもそういうことは広がりつつあります。決して対岸の火事ではないということです。

最後に、この言葉で終わりとさせていただきます。

「独立というのは、試しに別居してみるというのではなく、
永遠に、孤立することを意味するからです。
(デイビッド・キャメロン首相の演説より)

ということで、以上となります。