2号車増結:台風で視界見えず。

続いては、2号車増結の「御嶽山噴火」関連記事を出していきます。

「御嶽山噴火」による行方不明者数は12人となっていますが、その前に、台風の影響で捜索活動が中止となっている状況です。この後、心配な記事が、毎日新聞に掲載されております。

台風が通過する前に、少し雨が降ったのですが、そのあとの捜索は困難を極めていたという話をしました。その主たる原因は火山灰です。
東京工業大教授(火山化学)の野上健治さんの話によると、御嶽山の火山灰は、雨水(少量であっても)を含んだ時に、硫酸化合物を含んでいるために、その成分が水と結合して化学反応を起こすとされております。
この成分で一番近いのは石膏です。この石膏は固まるとかなり固い樹脂となってしまい、生乾きの場合は粘土状になってしまって、とるに取れなくなってしまうということになります。

また、岩手県立大教授(火山砂防)の伊藤英之さんによると、「今回降った火山灰は粒が細かく、かなり粘土質のようだ」と指摘しております。遭難者の上に火山灰が降り積もると全身が粘土に覆われて体温が奪われるといい、一刻も早い救助を訴えております。

ちなみに、大雨の場合、積もった火山灰が斜面に沿って一気に流れ落ちる土石流が起きることも考えられているために、捜索は難しいのが現状ということのようです。さらに、野上さんは、「土石流が起こると下流の川がせき止められ、洪水が起こる可能性がある。降灰があった周辺の地域も警戒が必要」と警鐘を鳴らしているそうです。

ちなみにふもとの町となると、本年7月の土石流被害にあった木曽福島町、さらに、御嶽山のふもとにある開田高原地域に被害が出るという見方があります。

これ以上の被害が出ないことを祈りつつ、亡くなられた51人のご冥福をお祈りいたします。