近鉄大阪線本年最後の撮影旅『かぎろひ&あおぞら2』を撮影する 22(Last Run)

(N)さて、本日の話題の2本目は、「鉄タビ(臨時便)」から「近鉄大阪線最後の撮影旅『かぎろひ&あおぞら2』を撮影する」の第22回、最終回です。
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(Kt1641F)大みそかですね。「トワイライトエクスプレス」特集の後篇です。では、「トワイライトエクスプレス」の誕生に続きます。「北斗星」さん、「日本海」さんよろしくお願いします。
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(EF81型以下「日本海」)よろしくお願いします。時は、昭和50年も終わりに近づいた昭和62年3月31日、日本国有鉄道を解体した後、翌日の4月1日にJRが発足。
(N)正式名称は日本旅客鉄道株式会社といえばいいですが、各会社では、地域名を付けて、いるものが多いわけで、例えば、JR西日本なら、正式名称は「西日本旅客鉄道株式会社」という形になりますから…。
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(EF81型以下「トワイライトエクスプレス」)そのために、僕たちは運用する人たちは、2会社の車掌の交代が起こります。青森駅でですが、そこで引き継ぎを行います…。
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(EF81型以下「日本海」)実は、私の運用に変化が現れたのが、ちょうど昭和63年の青函トンネルの開業です。そして、それに合わせて「ゆうづる」を対北海道直通列車化したのが、「北斗星」さんです。
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(EF510型以下「北斗星」)しかし、私は東京口に対応する形で運航させたものです。それに対して、「日本海」さんは1往復が、函館駅まで乗り入れる程度でした。
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(Kt1641F)実は、「団体列車談義」で、伺ったのですが、「トワイライトエクスプレス」さんは、団体列車にも使用されるということを、50000系さんから聞いたことがあります。
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(Kt50102F)そうでした、私もそれに近い立場にいますが、「トワイライトエクスプレス」さんは実際、団体列車として運転される形からスタートしたのではないかと…。
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(EF81型以下「日本海」)「しまかぜ」君、鋭い読みだよ。最初は団体列車として使われることになったわけで、わずか1編成からスタートしたわけです。当時は、EF81型の選抜機、ED79型が青森駅と函館の五稜郭駅で結んで、五稜郭駅からは札幌駅まではDD51型が、重連でけん引するというスタイルができたのです。
これがこれで好評で、大ブレイクしたのですよ。最初は9両で、A寝台はロイヤルとスイートを2両で合計10室。という形であったわけです。
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(EF81型以下「トワイライトエクスプレス」)最終的には、3編成が改造されて行きます。そして、それで1日1往復ほど運転されていたのです。しかし、平成元年から運転を開始して、日本最長距離の寝台特急の称号を与えられたというわけです。
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(Tb100-03F)すごいですね。そんな称号を持つのは、京伊特急くらいですよ。
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(EF81型以下「トワイライトエクスプレス」)いえいえ、そうではありません。実際に私よりも長い距離を走っていた列車もいました。「富士」は東京駅と鹿児島中央駅を、大分、宮崎経由で東回りで、走っていて、総合距離では1600キロ近くにもなったようですし。
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(Kh3005F)それは、すごいですね。僕たちの30倍の距離はありますし…。しかも直線距離にすると50倍になったわけですし。
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(EF66型以下「あさかぜ」)それもそうじゃが、わしらが現役のころは、こういったのは当たり前じゃった。そなたたちは、通勤路線じゃから、驚くということになるのじゃが、直線距離で50倍ではなく、ふつう考えると、実質的な距離を推定した場合20倍とかになるといわれる。京阪本線は総合距離は、50キロになる。『富士』の粗鋼距離は3路線合計で、1575キロになる。故に、32.5倍になる。
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(Hs1202F)そうですよね。実際に性格が違いますし。特急路線としたらせいぜい30倍以上の差が出たのはわかるような気がします。確か、大阪対北海道輸送の唯一の列車で、日本一の称号を得たのは、この人が初めてだったというわけですね。
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(EF66型以下「あさかぜ」)しかし、本人にとってはどうじゃったかの…。昔、走っていた列車がいなくなったからの、寂しさも感じていたのじゃないかの?
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(EF81型以下「トワイライトエクスプレス」)そうですよね。私を含めた対北海道輸送以外の寝台列車、衰退の一途をたどっておりました。
(N)そうですよね、その前まで、日本一の称号を持っていた「はやぶさ」号は、平成9年の熊本駅での打ち止め以降、平成21年の廃止まであっという間でした。12年で無くなったわけですし…。
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(EF81型以下「日本海」)寂しいですね。それに、私も昨年のダイヤ改正で、引退しましたから、「寝台特急」という灯火は消えませんでしたが、「ブルートレイン」という称号は死語になりますから。
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(EF81型以下「トワイライトエクスプレス」)そうですね。私のおかげでこの車両たちの開発に火をつけたのですから。
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(Hk1000F)どういうことですか? もしかして、九州で活躍した「七つ星」の先駆けとして評価してもいいですよね。
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(EF510型以下「北斗星」)それですよね。それに、もう一人あげるとしたら「カシオペア」でしょうね。だから、全車両A寝台としたのが、彼ですが、B寝台を組み込んだ最後の編成が、この「トワイライトエクスプレス」さんでしたから…。
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(Sb10001F)しかし、どうなるのでしょうね。これからは、「新幹線」至上主義でしょうね。それと「豪華列車主義」となるのでしょうか…。
(N)おそらくそうでしょうね。
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(Od3000XF)そうなってしまうと、寂しいですね。早いことがイコール快適さではないはずですし。
(N)そうですよね。どう考えればいいでしょうか?
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(Ks3001F)それは、お偉いお方が、考える話ではないでしょうか?
(N)そうですよね。そういえば、私にもアイディアがあるのですが…。
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(EF66型以下「あさかぜ」)どういうことかの?
(N)車両を作る会社と、ホテルチェーン運営企業がタッグを組んで、列車を運行するという方法はどうでしょうか?
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(EF66型以下「あさかぜ」)会社で運航するという形を、とるということかの?
(N)そうですね。「City Night Line」というのはどうですか?
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(EF510型以下「北斗星」)そういうアイディアもありだったかもしれませんね。ただ、時代に合っていたのかどうか…。
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(Kt1641F)そうですね。時代に合わなかったかもしれませんし。どうなるかは予測できないかもしれませんね。それでは、最後は、「トワイライトエクスプレス」さんに〆ていただきましょう。
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(EF81型以下「トワイライトエクスプレス」)ありがとうございます。ということで、皆様、合計22回にわたりお送りしてきました「近鉄大阪線最後の撮影旅『かぎろひ&あおぞら2』を撮影する」は、この回を持ちまして、終了となります。本年は、多くの撮影旅を掲載させていただきまして、皆様方に感謝いたし申し上げます。また、私も、3月まで走りますが、最後の力走を、「北斗星」さんとともに、人々の目に焼き付けるということになります。次世代の方々にとっては、「高嶺の花」となるかもしれない、列車で寝て過ごすという文化の灯を消さぬため…。
(N)あの、「寝て過ごすという文化」は言い過ぎでは…。まだ「サンライズエクスプレス」さんが頑張ってくださいますし…。
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(EF81型以下「トワイライトエクスプレス」)そうでした(^^;。仕切りなおして、本年の撮影旅を拝見してくださった皆様方に、感謝いたします。ありがとうございました。
(N)皆様、本年も幣ブログを拝見いただきましてありがとうございました。明年まであと6時間となりましたが、これからも「青森行きの『日本海3号』」ブログをよろしくお願いします。皆様、よいお年を!