沢の聞こえる渓流を旅する赤目ツアー 11(本編)

本日の話題の2本目は、「鉄タビ」から「沢の聞こえる渓流を旅する赤目ツアー」の第11回です。

さて、昨日は海の日に、近鉄線内に行ってみたのです。実際には追加取材も兼ねてやっていきました。前置きはこれくらいにして、本題に戻りましょう。さて、私と「しまかぜ」氏の二人は、
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そこから、さらに進むのですが、時間は午後2時半に迫ってきたのです。どうしてなのかといいますと、赤目四十八滝から赤目口駅に向かうバス便が午後3時までとなっていたのです。
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沢の流れをたどろうとしたのですが、かなりの流れが荒々しくなったり、そうではなかったりと、
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かなり山奥に入ってきたのですが、そろそろ限界が近づいてきたようなのです。だからといっても、何処の地点までなのかと考え「荷担滝」にまで行けるのかどうかですね。
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そこで、途中ですが骸骨滝で折り返すことにしたわけです。
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本当は、その手前の方がよかったのですが、時間が迫っていたのは仕方がないことから、こうなってしまったというのが答えです。
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とにかく大急ぎで引き返していくのですが、
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バスの発車は午後3時11分。あきらめて、名張駅行最終(赤目口駅経由版)にしようと考えておりました。そちらの方が、時間にも余裕があるし大丈夫だろうと思ったのです。
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そして、この先の骸骨滝まで行くことになりました。

さて、ここで解説を少し入れておきます。つまり、天下泰平の世となった江戸元和年間を過ぎて5代将軍徳川綱吉以後、忍者に関してのお話しですが、実は江戸時代に入ってからの忍者活動は、大きく変化していきます。
最大の理由は、武断政治から文治政治への転換です。なぜ、こういうことが起きたのかというと、それまで徳川幕府政権の権力強化を図ってきた家光が、制限貿易体制を確立させた後、慶安4年に死去し、その直後に家光の長男、徳川家綱が将軍に就任したのですが、3店での不安を抱えていたことがあります。1点目は、幼年での就任、3代将軍の家光が48歳で死去したこともあり、政治体制としては不安定な面が否めないこと。
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2点目は、家光までの時代に改易、つまり、リストラされた大名家が多数に及んだこともあり、大名家に仕えていた武士階級が、浪人化したこと、言ってしまえば失業率の上昇も背景にあります。
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3点目は、政治体制に対しての不満の要素が大きかったこと、これは、近い状況に当てはめると、「反体制勢力」の構築する土壌が育まれていたのです。
そして、その最大の事件が「由比正雪の乱」と呼ばれるテロ未遂事件でした。これをきっかけとして、武断政治の限界が見えてきたことから、改易の処分を行わないという方針転換を行うことになって行きます。
では、今までの改易の中で、何が一番多かったのかというと、法令違反(武家諸法度)ではなく、後継者のいない藩主が病没することによる藩主不在によっての、存続不可能な事態の発生があげられます。
そこで、「末期養子」という養子相続人の登場で藩の存続の届け出制を導入したことにより、藩を存続させるというからくりになるわけです。これを導入した意義は、つまり浪人対策、いえば失業率の低下、経済対策でもあったわけです。
そのために、武士がこの事件を境に、官僚としての地位を兼ねることになって行きます。つまりは、国家の官僚として、または地方官僚としての地位を得ていくことになるわけです。となれば、当然のことながら、忍者も含まれてきますよね。
しかも、情報収集を行う活動はできたとしても、破壊活動などはできないことになってくる。では、どうするかといいますと、
なんと、今でいう、警備員の役割を忍者は果たすようになって行きます。これは、江戸時代では「夜番」という記載が、ある歴史資料に記述されていることが分かってきております(出典文献:NHK・BSプレミアム放送『BS歴史館』より「ここまでわかった!?忍者の真実~乱世の影に忍びあり~」;平成24年8月23日放送)。

ちなみに、江戸の天下泰平の時代を経て、明治期の維新を潜り抜けた後、忍者の遺伝子は、警察官などの新たな職業へと移り変わり、現在は忘れ去れるという存在へと、至っているとのことです。
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結局彼らが残したのは、この虹のようにはかないものだったのかもしれません(上の2画像は「雨降滝」です)。最近では、小説、舞台演劇、テレビドラマ、映画など数多くのメディアで、取り上げられており、アニメでは忍者を主人公とした「忍者ハットリ君」が、漫画から実写映画化されるなど、エンターテイメント的な要素を出してきただけでなく、最近ではお化けアニメとなった「NARUTO」も、この例にもれません。
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そのため、甲賀、伊賀地域はそのメッカ的な存在として、今に至っており、観光資源としての「忍者」を活用しての体験型観光ができるのが、この赤目四十八滝、などの観光施設であるというわけです。

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さて、旅ももう少し、折り返し地点に差し掛かりました。
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ここから、折り返すのですが、何か標識が見えますね。この先の下にある滝が、「骸骨滝」です。
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上から見ると、これが骸骨に見えるのでしょうか…。
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ということで、岩を観つつ、折り返し、急いでスタート地点に戻ります。ということで、次回「12」では、帰り道のお話しを、近鉄大阪線で過去に撮りためた画像とと思にお話しします。それでは。