名列車列伝特集 03-8「戦後生まれ、夜行と連絡し、関西対九州特急の礎を築いた名列車 08」

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(Kt1641F)さて、本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集03-8『戦後生まれ、夜行と連絡し、関西対九州特急の礎を築いた名列車』」の第8回です。特急「有明」、「にちりん」の陰に隠れて長崎本線を走っていた特急「かもめ」、彼を表舞台に立たせた立役者がいました。
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(Hs1208F)その人が、どういう経緯で、登場したのかそれを解くカギは、当時の世相と、そして多くの人たちの願いが、込められておりました。
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(クハ481型300番)それでは、後半戦を始めますが、実は「かもめ」は国鉄時代からJR初期までは列車の優劣で言えば、本線系統で一番下に甘んじておりました。ところが、それを一変させたのが「ハウステンボス」の開業なのですが、その前に増発を行っておりました。
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(Kt1641F)どれくらいですか?
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(クハ481型300番)そのために、このお方に来てもらっているのですよ。
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(クモハ783型)確か、私が担当に入ったのは、平成元年のことです。その時、昭和60年から5往復ほど増発されて、18往復でした。ちなみに、787系に続くビュッフェ昨日は、私の時から始まっていたのですよ。実は「かもめ」で運用が始まっておりました。
(N)実は、私も、その時に丁度購入した本で、拝見したことがありますよ。あの時の車両にハワイアンブルーの帯が入っていたのが印象に残っております。確か、この時には、「有明」が28往復、「にちりん」が24往復を確保している状態です。
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(Kt1641F)名阪特急と同じですね。確か、甲乙合わせて30分ヘッドですから…。
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(クモハ783型)結果的には、そういうことでしょうね。しかしながら、この当時でも、主力は「有明」で、次位が「にちりん」、その次に「かもめ」、さらに「ゆふいんの森」が続いていたわけです。その中に加わってきたのが「ゆふ」と「あそ」が加わります。ここから、JR九州の快進撃が始まります。そして平成2年以降に入った平成4年に「ハウステンボス」が登場するのです。
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(クハ481型300番)そのころ、私たちも大幅な改修を受けて、真っ赤な『レッドエクスプレス』色になっておりました。実は、この時から「かもめ」の列車にも形式以外に、運用によっては3種類が発生します。『カモメエクスプレス』が2種類、7両から8両で単独運転、これがのちに、「白いかもめ」及び、787系編成のもととなり、『レッドエクスプレス』が5両編成で、併結用の列車となります。
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(Hs1208F)すごいですね。3種類もあったなんて、考えてみると、783系さんも含めて4種類ですか…。
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(Kt1641F)いやいや、もう1種類増えますよね、一時期ですが。
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(クモハ783型)そうです。787系が加わります。これを合わせると5種類です。これが平成6年のことです。その前に平成4年に「ハウステンボス」が開業したことによって、新しく特急「ハウステンボス」が登場し、「みどり」と併結列車として観光客を運ぶことになったわけです。ただ…。
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(Kt1641F) 何です?
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(クモハ783型)初期は、往復数がヘンテコなことになり、少ないときは3往復、多いときは11往復と波が激しかったのが実態です。
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(Kt1641F)かなり、激しいですね(^^;。
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(クハ481型300番)そして、かなり変化が起きたのが、鹿児島本線で、こちらは系統分離が行われ、「有明」から分離した「つばめ」が、西鹿児島駅こと現在の鹿児島中央駅を、熊本駅へは継続して「有明」が担当を任され、その分離により、「有明」の往復数は最高で32往復、そのうち18往復を残したという形になったわけで、これで、「有明」との往復数が逆転したのです。
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(Hs1208F)逆転満塁弾ですか! これはすごい!
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(クハ481型300番)その代り、私たちは優等である「かもめ」運用から退くことになる。さすがに使い過ぎがたたったというのが現実かもしれないのですがね。
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(クモハ783型)また、「にちりん」でも変化があり、大分駅行きを「ソニック」、宮崎駅以南が「きりしま」と別れることになりました。ちなみに、この「きりしま」は「あかつき」「なは」「明星」の回でも登場予定です。さて、話を「かもめ」に戻しますが、私の代わりに主力運用についたのが885系ですが、4往復増えた分の16往復を担当、なんと半分を彼が受け持つことになったのです。
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(クモロ787型)確かに、その通りですよね。ただ、私が再び「かもめ」運用に就くまで、ブランクは15年もありましたが、15年後に出たときは主力が885系さんだったというのが衝撃でした。
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(クモハ783型)確かにその通りです。しかし、今や、その「つばめ」は新幹線に、「有明」はもはや風前の灯火と寂しいですね。
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(Kt1641F)しかし、「かもめ」さんは、現役で走り続けておりますよね。今は25往復とこれは最強といっていいのではないですか?
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(クモロ787型)それが、ことが簡単ではなく、昭和61年以来の単独運転となってしまい、併結列車は「みどり」と「ハウステンボス」のみになっていますよ寂しい限りです。しかも、最近では、新幹線計画に「長崎本線」が入っており、将来的には大村経由で、長崎駅と早岐駅間に新幹線が敷かれることになり、それが博多駅まで伸びると、新大阪駅からの直通列車が登場することになりますからね…(-_-;)。
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(Kt1641F)それは、どちらでも同じことですから…。ということで、「かもめ」編いかがでしたでしょうか、今回は8回までと短くまとめてみました。次回からは、「寝台特急」の言葉や「ブルートレイン」を作ったあの人が主役です。お楽しみに。