名列車列伝特集 特別篇「TEEは生まれたのは時代の必然」 01

(N)皆様、「TEE」という名前をご存知でしょうか? そもそも、鉄道が発達したヨーロッパ諸国では、早くもモータリゼーションの波が押し寄せ、各国で鉄道の復活への模索が、始まったところでもありました。そんな中で、その試みとともに、高速化への流れを作った列車がありました。それが、今回ご紹介する「TEE」だったのです。
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(Kt1641F)ということで、本日の話題の2本目は「雑記」から、「名列車列伝特集」の「特別篇」第2弾、「TEE」です。ということで…、そういえばタルゴさんも含まれますよね。
(N)かなり、かかわってきますよ。それより、この人に翻訳マイクを使っております。
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(TALGO3RD)あの、その前にナレーターさん、わたくしの兄と、わたくしをPI化してくださったことにお礼を申し上げます。
(N)3世は、説明文を記載を持って完成ですので、もう少しお待ちください。
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(TALGO3RD)そうですね。あと、このほかの人に…。翻訳マイクはついてます?
(N)確かに…。この人もいますね。
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(ADmh101型客車)こんにちわ。初めまして、わたくしは、ドイツ、特に西ドイツで活躍した特急「ラインゴルト」専用客車ADワーゲンと申します。わたくしの担当した列車もかかわってきますよ。
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(キハ82型{本シリーズ初登場})「鉄タビ(臨時便)」の「名列車列伝特集」から登場しております。キハ82系気動車のキハ82型と申します。
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(Kt1641F)あれれ、キハ82型さんお久しぶりです。それより、どうしてここへ?
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(キハ82型)実は、わたくしがデビューした背景に、TEEがかかわっているといわれております。それについて聞いてみたくて…。それより阪神1208編成君は?
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(Kt1641F)翻訳マイクの取り付けで、いろいろと忙しいみたいですね。
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(ETR450)そういえば、わたくしの場所は必要になるのですか?
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(TGV-TALS)それでは、って、わたくしのTALSが誕生するきっかけとなった人も含まれておりますよ。
(N)そもそも、このヨーロッパがかつて、オリエント急行などを走らせた「ワゴン・リ社」が、急行列車が走っていたとはいえ、第2次世界大戦後壊滅的な被害を受けてしまいました。おまけに…。
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(Hs1208F)この直後から、冷戦による米ソ対立がはっきりしており、大変なことになっているわけです。しかし、西側諸国のNATOに入った西ドイツと、東側諸国のコメコンに入った東ドイツとの間に、ベルリンの壁が設けられたのは昭和36年、西暦では、ナレーターさん何年でしたか?
(N)1961年、ちょうど、キハ82型さんがデビューした年に重なりますよ。
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(キハ82型)私が、デビューした時にこういったことが起こっていたなんて、驚きです。
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(ADmh101型客車)確かに、あの当時は大変なことになっていました。ここからはわたくしが、実は、それからさかのぼること8年前、当時の西ヨーロッパでは、モータリゼーションの波が押し寄せており、これに危機感を募らせたのが、オランダ国鉄です。この国鉄の会長だったのがデン・ホランダーさんでした。
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(Hs1208F)オランダの国鉄が、どうして国際特急の発起人になっていたのでしょうか? それが、気になります。
(N)これは、フランスのパリにある「国際鉄道連合」という組織がかかわっていて、この国際組織の中でイニシアチブをとることができたというのが、本当のところですが、「TEE」だけでなく、「EU」の母体としてイニシアチブをとれる国家としても知られておりますよ。
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(TGV-TALS)確かに、国土は小さいですが、かつては7つの海に出るほどの、大国として君臨し、日本でも制限貿易の下で、交易が許された国家として君臨しましたから。
(N)その通りです。ただ、オランダを走る「TEE」として、かつてあった列車は4列車、「エトワール・ド・デュノール」号、「イル・ド・フランス」号、「エーデルヴァイス」号、「ライン・マン」号のみで、この4系統のうち、2系統がパリ・ノールド駅、ほかの系統は、西ドイツとスイスに向かうという系統を形成しておりました。それなら、なぜデン・ホランダー氏はこういう考えに至ったのでしょうか。実は、航空会社のKLMが関係しております。
「とある、水色の王冠航空会社」のイメージがこれです。実は、当時のホランダー氏はこの会社の役員も兼任しており、急速に発展する航空サービスを鉄道に取り込もうということを意図したとも考えられているのです。
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(キハ82型)確かに、新幹線にはそういう要素が含まれておりますよね。近年では東北新幹線の最新型車両に使用されるE5系と、北陸新幹線の主力となったE7系に「グランクラス」が用いられておりますが…。
(N)確かに、当時の航空サービスと、現在を比較することはできませんが、ファーストクラスを導入したのは1950年代のダグラス社のDC4B型、イギリスのブリストル社のブリタニアがそのはじめといわれております。それを、鉄道に用いようとしたのが、ホランダー氏の考えそのものです。
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(Kt1641F)そうだったのですね。航空サービスと鉄道の融合は、ヨーロッパ鉄道の復権を予感するものだったのですよね。
(N)その通り、ただ、これを実現させるためには国際共通規格というのが必要だったわけです。それについては、次回でお伝えします。この規格が、かなり厳しいものだったことは、この人から話してくれるといいですが…。
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(ADmh101型客車)確かに、僕しかいませんが、任せてください。
(N)お願いします。