名列車列伝特集 04-5「寝台特急の言葉を作った名特急! 05」

(N)実質上、寝台特急の運転を開始してから、5年になったのですが、相変もわらず需要に対しての輸送力はひっ迫、そこで昭和30年代末なって特急車両専用の新型機関車が投入される形で状況が一変しようとしておりました。
イメージ 1
(Kt1641F)その需要に拍車がかかってしまい、国鉄はしびれを切らして「東海道新幹線」を開通させることになるのです。そして、そこで特急「あさかぜ」が大きな躍進を遂げることになるのです。
イメージ 2
(Hs1208F)ということで、本日の話題の2本目は「鉄タビ(臨時便)」から「名列車列伝特集」第4段「寝台特急の言葉を作った名列車!」の第5回をお送りします。ということで、本日のゲストは、引き続き、20系を代表してカニ21型さん。さらにEF65型500番さんにも加わっていただきます。
イメージ 3
(EF65型500番)皆様どうもお久しぶりです。今回はわたくしの先輩もかかわってくることですので、お話していきます。皆様「さくら」編に続いてよろしくお願いします。
イメージ 4
(ICE-T)どうも、ご無沙汰しております。
イメージ 1
(Kt1641F)その昭和30年代末年のころというのは、どうだったのですか?
イメージ 3
(EF65型500番)実は、先輩から聞いたお話ですが、私が入る2年前に、EF60型500番というのが製造されました。わたくしはそのお方から直接聞いたのですが、彼は東京駅から広島駅の寝台特急列車の牽引を任されていました。
イメージ 5
(DR2900型)確か、整備中の大先輩からお聞きした話では、その翌年、昭和39年に東海道山陽本線の全線電化がなったといわれておりますよね。
イメージ 6
(カニ21型)その通りです。ですが、まだ蒸気機関車の牽引は続いていたのですよ。
イメージ 7
(C59型)確か、この当時は後輩のC62にすべてを託して、わたくしは呉線に引っ込んでいたのです。ちょうど近くでしたから…。
イメージ 4
(ICE-T)確かに、電化には時間がかかりますよね。
イメージ 2
(Hs1208F)確かに、東海道山陽系統の路線というのは、東京駅が昭和の初めに電化されて以来30年近くを経て、昭和39年の10月に山陽本線全線電化となったのですが、その時期まで機関車交換が行われていたということですね。
イメージ 3
(EF65型500番)そういうことです。しかし、この変革が国鉄最強の豪華寝台列車の冠を与えるきっかけとなったのです。その編成が下の図です。
← 博多
東京 →
号車
1234567891011121314
カニ21ナロネ20ナロネ22ナロネ21ナロネ21ナロネ21ナロ
20
ナシ20ナハネ20ナハネ20ナハネ20ナハネ20ナハネ20ナハ20ナハフ20
これが、寝台特急「あさかぜ」がJRに至るまで、豪華寝台列車という名誉をたたえた「殿様」というあだ名をつけられたゆえんです。
イメージ 1
(Kt1641F)「殿様」ですか。それはすごい。「しまかぜ」さんが見ても驚きますよ。
イメージ 3
(EF65型500番)当時では、豪華仕様で且ぜいたく品といえばいいですが、今では、寝台特急「北斗星」とは比べ物になりません。第一、このころの個室寝台は2種類しかなく、ナロネ20型と22型が連結されている1号車と、2号車のみだったのですよ。ちなみに、一番豪華だったのは昭和47年7月ダイヤ改正で、ナロネ20型1両と、ナロネ22型3両を含んだ15両編成ですので、もう少し後ですね。
イメージ 5
(DR2900型)こ、これは豪華すぎですよ。
イメージ 8
(TGV-SE)オリエント急行に匹敵する形ですね。これは…(^^;。
イメージ 3
(EF65型500番)いやいや、それは褒めすぎです。当時の個室はベッドはふかふかですが、狭さといったら、オリエント急行に比べたら段違いですから…。
イメージ 9
(Kt1641F)65Pさん、そんなこと言っていいんですか(滝汗)!
イメージ 10
(Hs1208F)私も驚きましたよ! そんなあほな!
イメージ 8
(TGV-SE)考えてみてもわかることですが、日本の人にとっての豪華さというのは、一人になれる空間を意味していたのかもしれませんね。
イメージ 3
(EF65型500番)二人ともあわてないでくださいね、ナロネ20型の1人用個室以外に、2人用個室があったことも忘れてはならない話です。実はこの経験が、「北斗星」に生かされたのですよ。 
イメージ 1
(Kt1641F)「北斗星」にですか!? ということは、「北斗星」よりも先に、2人用個室の運転を始めていたのですか?
イメージ 3
(EF65型500番)そうですよ。そして、この後、「あさかぜ」は3往復へと体制を改めることになります。そのきっかけは、15両編成化から5年後の昭和43年10月に訪れます。それが、博多便の2往復化です。
イメージ 2
(Hs1208F)「よんさんとお」ですね。
イメージ 4
(ICE-T)「よんさんとお」? 「4.3.10」という意味ですか?
イメージ 2
(Hs1208F)Tさん、「43・10」という意味ですよ。というより、時間が無くなってきました。ということで、次回「04-6」は「あさかぜ2往復体制」とそのあとのお話をしていきます。それでは。

<<<PREVIWE04-4        NEXT 04-6>>>