名列車列伝特集 04-11「寝台特急の言葉を作った名特急! 11」

(N)さて、昭和53年以降、日本の社会が安定し始めた時代、日本の鉄道を支え続けてきた国鉄は、衰退への一歩を歩んでおりました。当然のことながら、その影響は寝台特急「あさかぜ」たちにも降りかかってきました。
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(Kt1641F)しかし、それだけが原因だったとは、言えない事情もありました。では、「あさかぜ」はどういった運命をたどったのでしょうか?
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(Hs1208F)本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集国内編」より、「名列車列伝特集」の「あさかぜ編」第11回をお送りします。
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(EF65型PF6st)さて、私たちの与えられた役職は、合計10列車の登っておりました。内訳ですが、2往復走っていた列車は2列車あり、「あさかぜ」と「出雲」、それ以外は1往復で運転するもので、「さくら」、「はやぶさ」、「みずほ」、「富士」、「瀬戸」、「紀伊」でしたが、運用当初は、「出雲」の1往復と「紀伊」が、EF58型先輩の牽引でしたので、8列車に上るだけだったというのが本当のところです。
イメージ 1(Kt1641F)しかし、「あさかぜ」は昭和53年の改正以降、オーソドックスな編成に変わってしまったのですよね。
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(EF65型PF6st)その通りです。広島県にあった瀬野駅と八本松駅を結ぶ、山陽本線の区間には峠道が存在しており、今でも貨物列車が補機で運航している区間がここです。そのために、私では牽引力が不足するという観点から1両減車した14両編成の客車を引き連れることになりました。そのために、「はやぶさ」、「富士」と客車を共通運用することになってしまいました。その当時の編成が下の図で示した編成です↓

特急「あさかぜ1・4号」 「はやぶさ」 「富士」 「出雲(1・4号)」編成
(昭和53年以降)


EG
/C
12345678910111213
A1BBBBBBDBBBBB


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基本編成:太字 付属編成A:細字(マルーン) 付属編成B:細字(赤)
記号凡例

運用関係
「はやぶさ」
基本編成:西鹿(現鹿児島中央駅)
付属編成(A+B): 熊本駅回転車
その後の動きについて;1985年3月14日より8 - 9号車にロビーカーを連結して、ロビーカーを9号車とし、以降1両づつ車両号車を増やす。
「富士」
基本編成:西鹿島駅(現鹿児島中央駅{のちに宮崎駅に短縮した後、南宮崎駅に延長}) 
付属編成(A+B): 大分駅回転車
その後の動きについて;1980年10月1日より運行区間を東京駅 - 宮崎駅間に短縮し、1986年3月より4号車を2段式開放B寝台(オハネ25形)から4人用B個室寝台「カルテット」(オハネ24形700番台)に変更する。
「あさかぜ1・4号」
基本編成:博多駅
付属編成(A+B):基本編成と同様。
その後の動きについて;JR化まで変化はなし。
「出雲」
基本編成:浜田駅
付属編成:出雲市駅まで、ちなみにBは不連結
その後の動きについて; 昭和53年10月1日より列車名が「出雲1・4号」に変更{理由は「いなば」号の編入により}。

と、こんな感じでした。
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(Hs1208F)かなり合理化されましたね。これはこれで、大変でしたね。
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(EF65型PF6st)1,4号で、まだ豪華なほうですよ。3,2号になると、悲惨です。B寝台だけでしたから。
イメージ 1(Kt1641F)あっさりしすぎですね。これでは、サービスの低下と非難を受けても仕方がないような気がします。
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(EF65型PF6st)これが、「あさかぜ」は結果的に、モノクラス化を迫られてしまうことになったのです。逆に言うと、交通機関が発達していたということを証明してしまったのです。
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(Hs1208F)航空機の発達、新幹線の整備、高速道路網の展開などがあり、実際の特急列車は下降になってしまったということですね。
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(EF65型PF6st)そういうことです。それより、海外の方から質問が来ないですよね。
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(Tちゃん)実は、わたくしたちも気になっていたのですが、新幹線の開業によって、在来列車が消えたということを見てきたのですが、少し異なる質問があります。実際に、どうだったのですか?
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(EF65型PF6st)実際には、「紀伊」号が昭和59年に、運航停止を余儀なくされます。実は寝台急行としては有名だった列車ですが、この列車が「出雲3,2号」の相方が消滅したのです。
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(Tちゃん)そうだったのですね…。
イメージ 1(Kt1641F)確かに、高度経済成長から安定成長期に入って、減量ダイヤにより職員が余計に余っていったということで、削減へと向かっていくことになるのですが、「あさかぜ」にとっても、試練を迎えることになります。
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(Tちゃん)次回は、どうなるのですか?
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(EF65型PF6st)次回は、昭和60年以降にEF66型に移行した後のお話ですが…。
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(EF66型)いやいや、私より、「はやぶさ」と「富士」のお話がまだでしょ。その話もして見ていくと面白いかもしれません。どうですか、PFさん。
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(EF65型PF6st)そうですね。そうしましょう。では、次回「12」は、「はやぶさ」と「富士」などのお話になります。ということで、次回をお楽しみくださいね。
イメージ 1(Kt1641F)エンドコールありがとうございました。