名列車列伝特集 04-14「寝台特急の言葉を作った名特急! 14」

(N)さて、大みそかですが、本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「あさかぜ編」の第14回となりますが、実は「あさかぜ編」の第14回です。
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(Kt1641F)では、それに関してさっそく話していきましょう。
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(Hs1208F)ということで、「名列車列伝特集」の「あさかぜ編」の第14回です。
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(EF66)実は、下関先発の「あさかぜ」に変化が起きておりました。実は、東京駅から、下関駅を目指す「あさかぜ」は、今までモノクラスで運転してきました。しかし、この時期に入って、どうしても見劣りする点が出てきてしまったのです。
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(EF65PF6st)実は、わたくしたちが運用していた「瀬戸」号も、モノクラスでは耐えられない状況に陥っておりました。それは、「瀬戸」の運転区間の延長にありました。
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(Kt1641F)初の四国乗り入れですね。
(N)瀬戸大橋の開通ですよ。それが「サンライズ瀬戸」の誕生につながっているのです。
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(EF65PF6st)それまでの編成を、整理してみると下の図になるのですが、
「あさかぜ」(下り)2号・(上り)1号→「あさかぜ」3・2号/「瀬戸」
東京 →
編成 基本編成(下関運転所) 付属編成(広島運転所) 号車 座席種別 客車形式
24系25形客車
 12345678910111213
EG/CBBBBBBBBBBBBB


24




25



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当時の編成が、こうだったのに対して、グレードアップを求められた後は、このような編成に変更されるのです。

「あさかぜ」3・2号・「瀬戸」グレードアップ編成

編成 号車 座席 客


スハ25形連結編成
基本編成付属編成
12345678910111213
CBBA1LEGBBBBBBBBB




25
3
0
0




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25
3
0
0



25
3
0
0




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編成 号車 座席 客


スハ25形非連結編成
基本編成付属編成
E
G
C
12345678910111213
BBA1LBBBBBBBBB


24
1
0
0





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25



25
3
0
0



25
3
0
0




25



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しかし、どこかおかしいなと思いませんか?
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(Hs1208F)編成が2種類ありますね。どうしてですか?
(N)実は、列車運用の関係上、電源車両が連結されている編成と、そうでない編成が出てきたのです。
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(Kt1641F)それを補うために…、パンタグラフを搭載した客車を新しく導入した…、これって、類似したものがあったような…。
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(Hs1208F)まさか、「さくら」さんが言っていたあの…カニパンの再来…。
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(EF66)私も先輩から噂を耳にしておりましたが、そのようなことになると思いもよりませんでした。中間車両にカニパンに似た車両が、配置されていたことがわかった時は衝撃でしたよ。
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(EF65PF6st)実を言うと、これは高速バスに対抗するための措置でしたし、彼らもわたくしたちと勝負していくということが、どれほど大変なことなのかわかっていたのかもしれません。
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(Kt1641F)しかし、その中で…。
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(EF66)平成10(1998)年に「瀬戸」が、電車列車へと変貌を遂げ、4年前には「博多駅行きあさかぜ」が「みずほ」と同時に姿を消すという事態となりました。ただ、臨時列車として存続し、平成12(2000)年に引退となったのです。
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(Hs1208F)「下関あさかぜ」は命脈を保ったのですよね。
(N)ところが、それが…。
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(EF66)それから5年後の平成17年に、「下関あさかぜ」も姿を消すことになります。もはや、九州特急は「はやぶさ」と「富士」が生き残って、命脈を保ったのですが、わたくしたちの仕事は奪われ、4年後の平成21年に両列車の運行廃止をもって、九州特急に幕が下りたわけです。しかし、別の列車として復活した例はあります。
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(EF65PF6st)現在「はやぶさ」は新幹線として東北地方を駆け抜けておりますし、「みずほ」は九州新幹線を代表する列車へと成長を遂げました。残っているのは「あさかぜ」と「富士」だけですね。
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(Kt1641F)果たして、復活はあるのかですが…。
(N)それについては、まだ分かれている部分はあると思います。ただ、新幹線を使った夜行列車ができれば、話は別なのかもしれません。
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(Hs1208F)しかし、本年は、「ブルートレイン」という言葉がなくなった年でしたから、改めてみていくと感慨がありますよね。
(N)そうですよね。わたくしもそう思います。そういうことで、「あさかぜ編」はいかがでしたか? 列車の運命は世の中とは切っても切り離せないという事情が、あったことをお話しできたかもしれません。さて、次回になるのですが、次回は「05」ですね。「05」のテーマは、昭和33年に同時に登場した電車特急と、「新幹線」に関してのお話を取り上げる予定です。サブタイトルは「電車特急の時代を示した功労者はいかにして東海道を駆け抜けたのか?」です。
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(Kt1641F)本年もありがとうございました。またこれからも、「名列車列伝特集」をよろしくお願いします。