水の国に異常あり、水源移動の可能性…その真相は?

皆様おはようございます。本日の話題は2本あります。場合によっては3本に増やす予定です。今回は、最初の記事は「∟車両部(新近畿車両)」ではなく、入れ替えを行いまして、「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」の記事に変更し、「∟車両部(新近畿車両)」の記事は2本目(場合によっては、3本目)に回す予定をしております。また、2本目に割り込みで「鉄タビ」本編が入る可能性もありますので、ご了承下さい。

では、さっそく記事に移ります。
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今回の記事の舞台となるのは、熊本県の中でも、水のおいしい町として知られる阿蘇地方、そして、その水がめとなる熊本地方です。
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阿蘇地方の南阿蘇村については、以前、「避難所を運営しているのは中高生? ある避難所の小さなお話」でも紹介させていただきましたが、今回は、その地下を流れる水のお話です。

今回注目した記事は、「朝日新聞社」のWEB版より昨日の9時35分配信記事によるものです。その前に、なぜ「水の国」といわれるのかについて、少しお話していきます。

そもそも、熊本県は「火の国」ということは昔から知られておりました。南阿蘇村の北側には、活火山の阿蘇山があり、南阿蘇村自体も阿蘇山連邦の外輪山に囲まれた地域で、阿蘇市も含めて、外輪山を中心とした阿蘇カルデラの中に、生活地域が存在するという町でもあります。
「火の国」というのは、火山があるからと言う話に基づくものですが、同時に、「水の国」でもあると、私の友人が話してくださいました。
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どうして、「水の国」なのか、私もその言葉を聞いて友人に疑問をぶつけて見たことがあります。熊本県内は、かつて阿蘇山が噴火したことにより、大量の火山灰が降り積もった堆積層が4層確認されております。
最近の大噴火は、9万年前の「ASO4」と呼ばれる地層帯よってできたとされております。これは、NHKの「ブラタモリ」でご紹介しており、4月2日の放送(http://www.nhk.or.jp/buratamori/list/index-31-40.htmlで紹介されておりますので、こちらをご参照にしてください。地図も見ることができますよ)でも、その特徴が記されております。
実は、その地層は、水を通す火山灰の堆積層ですから、水を通しやすい上にためやすい地質ということになると、説明してくださったことになるのです。ところが、今回起きた一連の地震で、その様子が様変わりしているというのです。

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その異変があった場所に一つが、南阿蘇村の白川水源地の周辺です。白神水源地事態に変化はなかったのですが、
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白川水源地から約7キロ西側にある、塩井社水源では、一連の地震で水が枯れるという事態が起きております。

朝日新聞社の取材チームとともに、現場を調査した東海大学地下水学教授の市川勉さんによると、阿蘇市内では、温泉が枯渇した地域もあり、地震による施設被害も考えられると指摘されておりますが、J-CASTニュースの記事では、観光地として知られております水前寺公園の池の水が干上がっている状態のままとされております。

その原因として、J-CASTニュースの取材に答えてくださった関係者の方は、

「地震の影響で(湧水の)水脈が移動したか、地質が変化して水を溜められなくなった可能性がある」(原文抜粋)

と指摘しております。温泉では、新しい水源を求めると、

「温泉を復旧したいが、どの旅館やホテルも自力で温泉を復活させる体力はない」(原文抜粋)

と温泉関係者の一人である内牧地区とこぼしております。

「水の国」の復活に、できることはあるのではないかと考えると、水のありがたさが身に染みるとわたくしには感じたことでありますが、その水をどのようにして調達するのか、掘り下げるだけでも大変な事業ですので、それを補助するうえで国、大手企業が、後押ししていく事が重要になっていくと、わたくしは考えてしまいます。

何せ、観光産業にも直結する温泉を、衰退させてはならないということで、私たちに何ができるのか、それを考えるきっかけになるといいのかもしれません。

ということで、次回は、「非常災害」の指定とはについてです。次回をお楽しみに。

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