過去からの悲しみの声を聴け! -水俣病問題が及ぼす影響とは― 上編

本日の話題の2本目は、本日から連続3回にわたり「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」から「過去からの悲しみの声を聴け! -水俣病問題が及ぼす影響とは―」をお送りします。

今から丁度60年前に、熊本県水俣市で起きた水俣病。
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もともと、チッソ石油化学が起こした有機水銀排水の垂れ流しによる水質汚染公害問題のことを指しております。実は、その後の話で、チッソ石油化学との間で、メチル水銀のヘドロをどうするのかが問題となっておりました。

そこで、チッソ石油化学は、最終処分場を建設しているのですが、最終処分場をは八幡プールと呼ばれる施設を作ったのですが、それを平成14年に護岸施設を水俣市に寄付したのですが、今回の一連の地震で、護岸が少し破壊されてしまい、ある問題が再び出てくるといわれているのだそうです。

今回は、その中身を、「週刊朝日」5月27日発行号から紐解きます。水俣市とチッソ石油化学ことJNC株式会社の調査員が、その八幡プールを調べたところ、2本の裂け目が入っていたことが判明し、コンクリートの塊がはがれていたこともわかったのです。

近くの住民はこのような話をしておりました。

「広大な廃棄場には、水銀などいろんな有害化学物質が埋まっています。大きな余震が来てこれらの物質が溢れ出すようなことが起きれば、周辺の住宅地は大変なことになる。水銀が再び水俣湾へ流れ出したらそれこそ大問題です」

実は、この水俣市は1950年代当時、このような地図となっておりました。現在の地図でもこの状態は変わりません(↓)。
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そして、八幡は神社がある通り、北東側の地区に当たります。そして…。その亀裂が入っていた部分は、幅2~7メートル、長さ1キロほどの市道を歩いていくとみることができるそうです。今回の一連の地震で、壊れた2カ所以外にも路面のコンクリートに亀裂が走り、高さ4メートルほどの護岸のあちこちには裂け目ができていたことから、その数は60カ所を超えるとされておるのだそうです。
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その傷が深くなるほど、汚染された有機メチル水銀が漏れ出す危険性があるとされていると、「週刊朝日」は警鐘を鳴らしております。この廃棄処分場の広さは、東京ドームの12個分の面積に相当しておりますが、広大な面積を誇る地域から再び漏れ出してしまうと、
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まさに「水俣病」悪夢が再来する可能性があるとのことだそうです。次回「中編」では、どうして、八幡プールが壊れたときに、そういう悪夢につながるのかというメカニズムについて、ウィキペディアの解説も拾いながら、お話していきます。次回をお楽しみに。それでは。