観光業の立て直しは始まったばかり 大分県後編

さて、本日の話題の2本目は、「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」から「観光業の立て直しは始まったばかり」の大分県編後編をお届けします。

前編では、大分県宇佐市にある「グリーンツーリズム」を提唱していた村が陥っている状況をお話しました。
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さて、今回のお話では、個別の農家を営むかお方たちのそれぞれの状況と、支援の在り方についてお話します。

農民泊の一つ「古里ガーデン森山」を営む森山照子さんは、夫共に生徒を受け入れて13年、農民泊を行っている農家の一つです。ところが、今回の一連の熊本地震と、大分県内で発生した地震の影響で、本年は夫婦二人で田植えを行っているのです。これは、理由として地震の影響で、生徒の安全を確保するというので、キャンセルをされているという状況です。つまり行かせる側にとっては安全を考えられている方が多いのです。

森山照子さんの夫繁則さんは、

「生徒が来てくれることが張り合い。早く帰ってきて」

と願いを込めているような状況です。このような思いを抱いているのは、食事のおいしさが評判の「桃源郷こびら」を営む江藤憲子さんも同じで、

「余震がないとも言い切れず、宣伝もしにくい。それでも戻ってきてほしい」

と、本心を明かしております。なぜなら、食事のおいしさをアピールしている「桃源郷こびら」は、かまど炊きのごはんと、竹の通路で作った流しそうめんがおいしいということから、そのおいしさに感動して、帰る頃には涙を流す男子生徒もいるというのだそうですから、今回の一連の地震での風評被害がここまで影響しているということを指示しているようです。

NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会会長の宮田静一さんに話を伺ったところ、秋の修学旅行を予定している中学校では、営まれている農家の築年数、避難場所の有無などを尋ねる質問表が相次いでいるというそうです。
彼は、

「九州全土は危険というイメージが根強い。今は丁寧に応対していくだけ」

という気持ちを胸に、教育委員会に説明を尽くす日々だそうです。

一方で、今回の一連の地震で被害に遭っている熊本県から近い地域にある豊後高田市でも、影響が広がっており、今月中に受け入れを表明していた1200人分のキャンセルが発生し、延期分を含め本年度は予定で3000人としていた計画より、700人ほど減るとの見込みが出ているとのことだそうです。

これに関して、大分県では、

「九州離れの長期化は避けたい。PRを強化し、需要回復へ支援したい」

と危機感をあらわにしております。

では、どういう対策を行っていくのか、それが求められている中で、動いているのが政府です。
政府では、この九州観光関連の促進を果たすために、様々な対策を講じております。
昨月31日に発表した「観光復興に向けての総合支援プログラム」では、国内外の旅行者を対象に、ホテルの宿泊代やツアー料金を最大70%割引できる制度を設け、計180億円の必要経費を各県に交付するとした対策を発表しております。
このことで、熊本と大分県の観光が普段の50パーセント引きとなっております。

今こそ、

がまだす!!!

オールジャパンで行きましょうよ。ということなのかもしれません。ということで、合計4回にわたってお送りした「観光業の立て直しは始まったばかり」記事いかがでしたでしょうか。次回からは、「おらはここで本屋をやる」という西原村の書店のお話をお届けします。次回をお楽しみに。