臨時単発記事「地域公共鉄道の未来を占う」

皆様こんばんわ。本日の話題の3本目ですが、今回の記事は「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」の「南阿蘇鉄道の復活はどうなる?」のおまけとして、今回特集記事を組むことになりました。

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鉄道の大きな目的は、沿線の乗客輸送と物流が主なもの、それは、大都市とその近郊ならまだ成立する話であり、ほかの路線なら、廃止される運命が確かな部分だといわれております。
ただ、「南阿蘇鉄道の復活はどうなる? 下編」で紹介した第3セクター鉄道だけでなく、数多くの地方路線は赤字を出すという状態が続いております。それは、何も「南阿蘇鉄道」だけに限ったことではありません。

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実は、観光客を誘致する路線は、第3セクター鉄道以外のローカル線でも同じで、「バスで代用できるのであれば鉄道はいらない、廃止してしまえ」という論調が根強いのも赤字を垂れ流し続けているという状況だからこそという話だといえます。
実際に都会に至っても、鉄道路線が発達しすぎて、路線の置き換えが必須となっている場合は、
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代行する路線などに、運営を委託するか、廃止するという運目にあることは間違いないとさえ言われております。
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さて、「ITmedia ビジネスオンライン」が6月17日に配信した「地方鉄道存続問題、黒字化・公営化・貢献化ではない「第4の道」とは?」の中で、このような指摘をされております。事実上4点に絞ってみます。

地方鉄道が「黒字化」を要望されているとしたら、どこを黒字化していくといいのかと考えると、小林一三氏のアイディアが真っ先に浮かぶといいます。つまり、沿線都市に住宅販売地域を造成するというのが、根本にある要素です。
つまり、鉄道会社は独自の宅地開発に乗り出すべきという試算があります。
それに取り組んでいるのが、
「また、アイコンが出てきやがった」ではなく、岩手県の「いわて銀河鉄道」が取り組んでいる試みです。これを甲とすると、

実は第3セクター鉄道は乙に当たり、「公営化」です。これは、「下編」で2例取り上げましたので、省略。

甲乙は以上ですが続いては、丙丁ですが、丙は、「貢献化」ですが、これは「JR九州」の取り組みが、これに近いといえます。
簡単に言うと、「路線単体では赤字となるけれど、この路線のおかげで、他の路線の黒字に貢献しますよ」というものです。赤字ローカル線に観光列車をいくつも走らせるというのが本質です。
例えば、特急「山海幸」は、佐多岬に日向灘を走行する日南線に運転されている上、
特急「ゆふいんの森」も同様に、由布地域を中心とした久大本線の主力として活躍しておりますが、それを除くと、ローカル線として運転されている区間が長いと考えるのが自然です。

九州の主力となる「九州」新幹線の直通旅客を担当している
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このお三方の尽力がない限り、想像できないといわれているそうです。

最後の丁は何かというと、電話会社の取っている手法に、公共ユニバーサル料金というのがあります。これは、全国一律のサービスを展開させるために、取っている手法です。これを鉄道に当てはめると、

JR並びに、大手私鉄から中小私鉄に、資金を融通させるという仕組みがあります。

主に、地方での交通整備を目指すとしたら、この考え方もありといえるのではないでしょうか。

ということで、本日は趣向を変えてお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

熊本の地震で打撃を受けているJR九州、実はこのような取り組みをして、何とか体力をつけていたということになりますね。

がまだす! 九州!!

ということで、皆様も応援してみたいと思いたいものですね。それでは。次回は本編記事に戻り「仮設住宅のペースが遅い⁉」を前後編に分けてお話します。それでは。