農業ボランティアが支える熊本農業の現状 後編

本日の話題の2本目は、「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」の「農業ボランティアが支える熊本農業の現状」ですが、今回は「後編」をお届けします。

さて、今回の話の舞台である西原村のもう一人のサツマイモ栽培農家の話から入ります。
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この西原村特産の「シルクスイート」と呼ばれるブランドを栽培されておられる松永とちえさんは、農業ボランティアを生かしていおられるようで、松永さんの畑には、岡山県から来た大学生の中藤寛人さんと小笠原崇さんが、ボランティアとして従事されています。

その中で、小笠原さんが話すには、

「被災地を助けたいとみんな、思っている。農作業はやったことがなくても体力には自信がある。村の復興に継続的に関わっていきたい」

と意気込みを見せています。それに、松永さんは、

「震災はあったけど、つながりができたことがうれしい」

と話しております。
では、西原村において、「ボランティア」の運営されておられる西原村社会福祉協議会では、原則として支援はできないという話だそうです。どういう事かというと、農作業を手伝うことが農家個人の利益につながり、社会奉仕の精神に反するという理由があるからで、「農業ボランティア」が存在しているかどうかは疑問がつくということになってしまうのです。

では、知恵を絞ったのは、熊本県外の有志ボランティアでした。社会福祉協議会やJA阿蘇との話し合いを重ね、5月上旬にこの「農業ボランティア」として、支援隊を紹介する農業復興ボランティアセンターを立ち上げたのです。

大分県日田市中津江村で地域おこし協力隊をしていた河井昌猛さんを中心に、震災後の熊本県西原村を訪ねた後、農業支援を行うべきだと痛感し、ボランティア活動団体を立ち上げたのです。その河合さんは、

「震災復興では生活再建が優先され、農業は後回しになってしまう。農家自らが再起する力を尊重しながら、できる支援をしていきたい」

と話しており、農業復興が成し遂げられるまで西原村を支えていくつもりというのだそうです。

がまだす! 西原村!!!

農業の復興も、熊本の復興ということにつながるのだといえるのかもしれません。

ということで、次回の記事は、5年間の「東日本大震災」で被災した東北地方の新聞社、河北新報社配信の記事が初登場という形で取り上げられます。
タイトルは「<六魂祭>に応援メッセージを書く男性が、熊本地震の被災者を支える意味」と長くなるのですが、このタイトルで記事を前後編2部編成にしてまとめる予定です。
ということで、次回をお楽しみに。それでは。