被災地に降り注ぐ雨は、復興のスピードを…?

本日の話題の2本目は、「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」から「復興ののろしは、生活からも!」の続編をお届けします。

実は、熊本県内で、今回の一連の地震以来、大雨が続いております。昨日の記事の続きですが、農業以外にもいろいろと復興のスピードを遅らせているという話が出てきているようなのです。

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実は、今回の地震で比較的被害が少なかったのが天草地方ですが、そこで土砂災害が発生しておりました。
6月21日まで降り続いていた豪雨の影響で、土砂崩れなどが多発した被災地では、ある女性が、「異常な降り方で怖かった」と声を震わせておりました。
熊本市北区津浦町で発生した土砂崩れの犠牲となった夫婦と同じ地区に住む小島こづえさんは、今回の豪雨について、次のように話しております。

「風呂場と炊事場をのぞいたら窓ガラスが大量の泥をかぶっていて、あぜんとした。はよ出らないかんと思っていると、消防隊員が来て、泥水の中を背負ってもらって脱出した」

と、大量の土砂が流れ込み、地震の被災を免れた建物に降りかかった悲劇を物語っております。
また、別の女性も、

「地震があってまだ全然落ち着かないのに、こんなことになるとは。怖くて怖くて仕方ない」

と、不安を訴える有様です。
一体どういうことなのでしょうか、今度は宇土市に出向いてみると、このような状態になっておりました。
宇土市椿原町で起きた、土砂崩れによる自宅閉じ込められた男性が死亡した現場では、近くに住む女性は、

「気兼ねなく、何でも話せる友達だった。いつも冗談を言って笑わせてくれる人で、悲しいというより、なぜ? という言葉しか浮かばない」

と涙を浮かべて、語っておりました。

上天草市大矢野町登立で発生した土砂崩れで92歳の男性がなくなった現場では、海に斜面にある地域ということから、裏山が崩れてその土砂が家を押しつぶすという形となってしまい、多くの人が避難しております。先ほどの92歳の男性の三男で、岩谷光則さんは、亡くなった父親のことで、

「まさか地震ではなくて、大雨でこんな目に遭うとは思わなかった」

と、想定外の事態に唇をかまずにはいられない心境だと、告白してくださいました。

熊本県では、21日午後1時時点で、住家被害は全壊2棟、床上浸水128棟、床下浸水419棟となっており、一時、美里町、南阿蘇村を中心に、947戸が断水被害に遭っておりました。

さて、これから、梅雨の後半に入っており、さらに大雨が予想されております。現在も降り続く、雨が止むことを祈ることしかできないのですが、

がまだす! 熊本!!

その言葉を、信じるしかないのかもしれません。次回の記事は、前後編に分けて、ある建物について、特集します「<ドームハウス>地震に強い…、その実力とは!」というタイトルになります。それでは、次回をお楽しみに。