相模原の惨劇は、ヒトラーの思想に影響を受けた

さて、本日の話題の2本目は、「今の社会はどこへ向かう」から、相模原市の障がい者施設で起きた大量殺人事件の背景に迫ります。

昨月26日、その日は、ちょうど私が就職して初出勤の日となっておりましたが、朝のトップニュースで、「相模原市の障がい者施設で殺人事件発生」という一報に降れたのが最初です。
突然の凶行、そして殺害された人の数が、20人以上という状況。何から何まで、驚くしかないというのが、わたくしの感想そのものでした。

今回逮捕された植松容疑者が、何故このような状態に至ったのかという疑問がありますよね。実は、その根拠を彼の証言から拾ってみましょう。

「障害者がいなくなればいいと思った」

この証言をした根拠、ライブドアの配信記事等の新聞報道でも、「アドルフ・ヒトラー」の考えがどうして浸透してしまったのか、そもそも、アドルフ・ヒトラーの思想が危険なのかということも、同時に話しておく必要があります。

実は、「アドルフ・ヒトラー」の思想というよりも、ナチスの思想による「人種優劣主義」と呼ばれるもので、ナチスが理想とするのが「アーリア人」であり、「健全」な男女であれば良いという思想です。

しかも、「健全」というのをカギかっこでくくったのにもわけがあります。実は精神き手にも健康な、男女が理想とされたのです。そのため、この間まで話題となっていたLGBTも認めないという発想でした。そのため、ナチスが政権を取った昭和8年以降同性愛者が逮捕されて、強制収容所に送られるという事態が発生していきます。
その2年後に、福祉サービスを受けられるのがアーリア人に限定されるようになります。
そこに「ドイツ民族の遺伝健康を守るための法律」が制定されており、結婚しようとしても、遺伝によって左右されることになるのですが、言い換えれば結婚にも国家が介入する事態を招くことになります。
そして、植松容疑者の考えに近いのが、遺伝病に限定しながらも強制的な断種、つまり、彼らの存在意義を奪うという考え方であったとされております。それにナチスの考えが、今の日本だけではなく、イスラム原理主義の「イスラム国」にも表れているとされております。
ただ、この断種法という法律は、ナチスだけではなく、スウェーデン、西ドイツ(正式名称ドイツ連邦共和国)が、断種法を継続しているとされております。

今回の事件で、わかってきたのですが、ナチスの考え方が世界に広まっている様相だといえるかもしれません。これでは、世界が「弱者切り捨て」という事態になるかもしれません。

ということで、本日はここで失礼いたします。それでは。