名列車列伝特集 06-7「日本版『フリーゲンダー・ハンブルガー』を飛躍させた名列車!7」

(N)皆様こんばんわ。何とか落ち着きました。
イメージ 3
(Kt1641F)それでですが、私もよかったと思います。それより、台風が近づいているといわれておりますね。それに、東北地方の太平洋岸にやってきた台風10号が、甚大な被害をもたらしたそうですね。
イメージ 5
(キハ81型)私の走っていた路線には、被害が及んでいなかったと聞いていたのですが、私がかつて通っていた岩手県内では、太平洋岸に位置する久慈と、岩泉といった市町村で大変な被害に遭っていたという知らせを聞いております。
イメージ 6
(キハ82型)実は、確か、シリーズ第8部に予定されている「おおぞら」の走っていた北海道も、甚大な被害を受けたと聞いて驚いているところですし。
(N)台風シーズンは続くので、どうなるのかはまだ見えてきませんが、今回の話の続きに移らないと、尺が足りなくなりますし。
イメージ 7
(?)あの~、通りかかったのですが、私もゲストで呼ばれていて…。
イメージ 8
(クハネ583型)あれれ? E657系くん、どうしてここに?
イメージ 7
(クハE657型)そういえば、僕の名乗っている列車名も、「はつかり」先輩のお話とリンクしていると聞きまして…。
イメージ 4
(Hs1208F)すいません。少し混乱したのですが、「はつかり」から「ひたち」が生まれるって(?_?)。
(N)とりあえず、話を進めましょう。昭和39年、東海道新幹線の開業と同時に、東北本線は新たな時代に突入していきます。
イメージ 5
(キハ81型)ところが、東北本線全線電化には、さらに4年もの月日を費やしますが、その間、電車急行の登場及び、東北本線を走破する寝台特急が登場したことによって、列車の近代化が図られていきます。
イメージ 1
(Kt1641F)さて、その「はつかり」はどのような時代を過ごすことになるのでしょうか、その中身も徐々に見えてきたころの話が、本日の2本目の記事となります。それでは、1208編成さん、タイトルコールを!
イメージ 2
(Hs1208F)本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集国内編」より「日本版『フリーゲンダー・ハンブルガー』を飛躍させた名列車!」の第7回をお届けします。ということですが、先ほどの疑問は第8回で解けるのですよね。
(N)その通りです。「はつかり」と大きくかかわってきます。
イメージ 7
(クハE657型)早とちりしてしまいましたね。引っ込みましょうか…?
イメージ 1
(Kt1641F)いえいえ、せっかく来てくださったのですから、話に加わっていただきましょう。
(VT601型)あれれ、またお客さんですか…。
イメージ 5
(キハ81型)この子は、私たちも担当した列車を引き継いでくれた頼もしい若者ですよ。
イメージ 7
(クハE657型)いえいえ、恥ずかしいです。大先輩から、お言葉をかけられると(´∀`*)ポッ。
イメージ 5
(キハ81型)とりあえず、話を続けましょう。昭和39年10月ダイヤ改正で、東北本線特急は4本に増えることになります。この列車は、新しい行先が増えることになります。それが、会津若松です。これで東北本線特急は、北は青森が「はつかり」、盛岡と秋田へは「つばさ」、仙台へは「ひばり」が対応しておりました。最後の列車は、会津若松と山形に行く列車名に「やまばと」が投入されます。これで列車名は4本ですが、実質上は、6本に増える結果となります。
イメージ 6
(キハ82型)実は、その直後となる昭和40年10月1日に、電車急行の波を広げる盛岡電化が完成します。ちなみに東北本線電化は、昭和43年10月1日の「ヨン・サン・トオ」ダイヤ改正まで待つことになりますが、この昭和40年10月の改正も、それに匹敵する改正となります。そこで登場したのが「盛岡つばさ」を分離した「やまびこ」です。
イメージ 1
(Kt1641F)新幹線でおなじみですよね。
イメージ 7
(クハE657型)新幹線開業時に速達列車の名前で、列車の運用本数を拡大させてたことで功績を上げたと聞いたことがあります。
イメージ 8
(クハネ583型)実は、この改正では、「ひばり」と「やまびこ」は、電車化することになりました。どうしてそうなったのかと申しますと、「つばめ」編でお話した新型電車特急車両の導入時期が、ずれたことによるものです。
イメージ 2
(Hs1208F)確か、481系の東北版があったということになるのですか?
イメージ 9
(クハ481型)それが、私です。実は、特急「やまびこ」と「ひばり」が、私が担当していたのです。名称は483系ということになります。実は、関西圏での名称は481系でした。
イメージ 1
(Kt1641F)つまり、481系が関西関係、483系が関東関係ということですか?
イメージ 8
(クハネ583型)実は、東日本の電化部分は50Hz、関西以西は60Hzだったことで、形式が分かれていたのです。実は、初期の系列は、二つに分かれていたということになります。
イメージ 2
(Hs1208F)確か、直流でなると、あまり違いがなかったのですか、どうしてそんな形に分けてしまったのですか?
イメージ 5
(キハ81型)それは、当時の技術が50Hz、60Hzを同時に走行できる車両がまだなかったことから、車両を分けることになってしまうのです。さて、私の方ですが、特急「はつかり」はといいますと、変化がないというわけではなく、10時間25分のスピードで走っていたのですが、それが限界ともいわれれておりました。そのため、盛岡駅から先の区間の電化が急務となっていくことになります。
イメージ 8
(クハネ583型)しかし、そのほかにも東北本線と直結する路線となる常磐線、さらに磐越西線の電化も同時に行わなければならない国鉄は、その暁として、東北本線に電車特急を走らせると同時に、常磐線経由の特急の増発、さらに磐越西線の特急も増発することを検討し始め、山形まで完成していた奥羽本線の部分電化を含め、今まであった特急列車の系統の整理を行ったのです。いわば、準備期間が必要だったのです。結果的に東北本線全線電化は、昭和43年8月22日、常磐線全線電化も昭和42年8月に完了、磐越西線も昭和42年7月には既に完成していたのです。
イメージ 9
(クハ481型)ただ、ここで疑問がわく方もいますが、「なぜ、昭和42年10月の改正で『会津やまばと』は電車化しなかったのか?」という問題です。実は、車両の調達が間に合わないという問題と、50/60Hz両方に対応できる車両の完成が、すぐそこまで迫っていたことがあり、実質上の電車化は見送られていたのです。これは「やまばと」にも言えることでした。
イメージ 6
(キハ82型)ところが、その電車化から取り残されたのが、「つばさ」です。実は、この「つばさ」には、そのダイヤ改正後に、次世代を担う特急気動車の登場が関係することになります。電車特急になり、実質上対青函連絡のエースの道を歩み始めた「はつかり」がどう活躍していくのか、それについては、次週火曜日の「08」でお話いたします。次回をお楽しみに。