名列車列伝特集 06-9「日本版『フリーゲンダー・ハンブルガー』を飛躍させた名列車!9」

(N)さて、本日は近鉄「青の交響曲(シンフォニー)」の運転初日を迎えたのですが、私は、本日いくことはできませんでした。
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(Kt1641F)どういうことですか?
(N)実は、関空を震源とした「はしか」の流行で、行くべきかどうか迷っているところだったことも、実際に言うと…、転職活動のために資金の関連もあってか、「はしか」流行が収まるまで、待つことにしました。ただ、「青の交響曲(シンフォニー)」には乗る予定ですよ。
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(Hs1208F)確かに、私たちも戦々恐々としなければなりませんね。下手したら患者を輸送するということになってしまいますからね。
(N)とにかく、本日の話題の2本目は、この話ではなく、「名列車列伝特集」の「はつかり」編ですよ。
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(Kt1641F)そうでした、そうでした。さて、2往復体制に増強された特急「はつかり」、時代は昭和45年以降の時代に突入していくのですが、今回は少し寄り道をして、同じ東北路を走っていた「つばさ」に焦点を当てます。
イメージ 2(Hs1208F)実は、旧国鉄では、当時の82系気動車では、克服できない事態が起きており、その対策に追われておりました。ということで、本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」よりの「日本版『フリーゲンダー・ハンブルガー』を飛躍させた名列車!」の第9回をお送りします。
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(キハ82型)実は、話の発端となった私の苦労話から始めていきます。実は、高性能ディーゼルエンジンの開発は「はつかり」の気動車化よりも前から、すでに始まっておりました。当時の開発車両として誕生したのが、60系気動車です。この60系気動車は、急行用ディーゼル車両として登場しておりました。
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(クハネ583型)しかし、そのエンジンシステムは、気動車特急の主力エンジンにはならなかったのです。理由は、最新技術を使用して大失敗したら、それこそ元も子もないという発想からでした。結局は、一般的に使用されているディーゼルエンジンを使用して車両を開発するのが手っ取り早いと判断したのです。
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(キハ82型)そのエンジンが、機関車で採用されることになり、名車といわれたDD51型大型ディーゼル機関車につながります。そのため、180馬力のディーゼルエンジンを装備した81系、82系両気動車が製作されたのですが、スピード及びパワーで、そののちに全国展開で運転されていた58系気動車よりも劣るという事態になってきたのです。
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(Kt1641F)それって、なんだか、私のところでも、似たようなことがあったような…(-_-;)。
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(Hs1208F)確か、近鉄さん以外でも、名鉄さんも…。
(N)私鉄だったら、どこかでやっているような話ですよね。
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(クハネ583型)そこで、82系気動車を凌駕するディーゼルエンジンを搭載した特急用気動車が必要となるのが確実視されているのですが、当時はもう一つの動力機関が注目を集めていたのです。それが、ガスタービンと呼ばれるものでした。
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(Kt1641F)先輩から聞いた話ですが、ディーゼルエンジンではなく、ジェットエンジンを使用しての車両の高速化を重視した設計となったと聞いたことがあります。
(VT601型)実は、ガスタービンについては、西欧各国で開発が進もうとしていたのですが、実際の車両で使用した実験では、車両の質で劣ることが明らかとなり、結果的に、開発中止に追い込まれていくことになります。
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(クハE657型)一つ聞きたいのですが、ガスタービン車両にできないのは、わかるとしても、どうして、82系気動車よりも強力な車両が必要となってきたのですか?
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(クハ481型)思うことがあるとしたら、そこだと思うのだけど、おそらくだが近鉄さんならわかるとしたら、峠越えでしょうね。
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(クハE657型)まさか、板谷峠ですか?
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(クハネ583型)その通りです。1641編成君ならわかるのでは?
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(Kt1641F)となると、青山越えですか、確か、青山峠は近鉄大阪線内では、33‰以上となりますが、板谷峠も似たようなものだと聞いたことがあります。確か、33から38‰ですね。確か青山峠が35.6‰の区間もあるので、それなりにというところはあります。
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(キハ82型)そこで、新型エンジンの開発に着手した旧国鉄技術陣は、電車にも負けない性能を誇る車両の開発するため、急行用のテスト系統車両を準備します。それが90系気動車です。この車両は、のちの気動車特急車両を意識して開発されたものだったというわけです。
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(キハ181型)目標となったのが、わたくしです。
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(Hs1208F)あれ? 先輩がであったころとは違うというかも。
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(キハ181型)実は、私の先輩にあたる82系先輩を置き換えるのに、時間をかけたほうがいいということで、2度に分けて、車両を置き換えました。その間合いの関係で昭和44年に不定期特急として「ひたち」が、上野から高崎、上越、羽越線経由での「いなほ」が誕生したのも、それが理由とされております。
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(クハネ583型)では、東北本線特急どうなっていくのか、次回の「10」ではその話を、話を続けていきます。それに関しては、クハ481型200番台を参加させます。ということですので、次回は、東北本線特急の成長期をお話していきます。