被災者たちを温めたお湯と、復活を果たしたお菓子 上編

本日の話題の2本目は、「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」から、「被災者たちを温めたお湯と、復活を果たしたお菓子」の上中下3本に分けて、お話していきます。
それで、初回は、温泉のお話の前編です。

イメージ 1
本日の舞台は、熊本市の中央区にある「菊乃湯」と呼ばれる、風呂屋(銭湯)を営む人のお話です。さて場所は、熊本市内のほぼ中央、熊本城に近い場所にあります。
イメージ 2
地図で場所を確認すると、その位置が良くわかってきます。この場所に昭和12年、開業したのが「菊乃湯」さんと呼ばれる銭湯です。ここで先頭を営んでおられる高木陽子さんと、昨年秋に退職して手伝いをされておられる主人精治さんが、この「菊乃湯」を支えているそうです。

4月14日の前震の時に、主人の精治さんが、常連のお客さんとお話し中に、地震に遭遇することになりました。
本人は、

「古い建物で、土壁の土が崩れ落ちビックリした」

と、話しておりました。実際には被害が小さい状態でした。そこで、無料入浴支援制度を活用して、被災者を受け入れていくことになります。被害が少なかった11施設は、前震翌日に被災者を受け入れていったのです。ところが。

16日に本震が発生で、事態は一変します。自宅にいたのですが、寝ていたのですが、心配で銭湯に駆け付けたのです。

「番台のちょうど上に、空き部屋があったのですが、そこの天井板が抜け落ちていた」

と、その被害を語っておりました。ところで、なぜ、無料開放したのか、そこについての気になるはずですが、それによると、本来は、罹災証明書などの提示が必要だったのですが、発行作業が遅れていたため、「菊乃湯」では、住所や氏名を書いてもらい、無料開放に応じたのです。

浴場施設そのものは無事で井戸水をくみ上げ、薪で沸かすタイプなので、営業は可能だったわけです。

ということで、こういう形でですが、「菊乃湯」さんの奮戦はここからでした。それについては「中編」に向かっていきます。それでは、次回をお楽しみに。