続編・危険は回避できるのか、視覚障害者鉄道人身事故から考える。

本日の話題の2本目は、「今の社会はどこへ向かう」から「続編・危険は回避できるのか、視覚障害者鉄道人身事故から考える。」について、お話します。前回の記事では、近鉄の河内国分駅で起きた人身事故から、危険回避に関しての現状をお話しました。

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今回は、それに関して対策について、お話をしていきます。

実際に、優等列車を走らせている現状としては、JR6社を含めて全国で13社の鉄道企業が、優等列車を常に高速で走らせているという現状があると、昨週の記事で書きました。
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では、通過が起きる駅では、どのような対策が必要なのか、一つとしては、注意喚起を行う、これが手っ取り早い方法です。
視覚障害のある方は、目という情報の入る場所を何らかの理由で、失っている場合があり、聴覚及び触覚が発達するともいわれております。そのためアナウンスでの注意が重要なのですが、ここでの問題点は、その音が逆に混乱を招くという事実です。
実際に、電車が通過するときには、「○○番線を電車が通過します」というアナウンスが流れますが、これが、逆方向でも聞こえた場合どうなるのでしょうか、お互いのアナウンスが反響しあって、音を打ち消すということにつながってしまう。これを起こしてしまうと、視覚障害のあるお方は、同時に音が鳴っている時点で、どちらに危険があるのか察知できないという困惑を覚えることになりかねません。

では、「ほかの方法があるのか」と、言えばないわけではないのですが、例えば駅員を配置するという方法も一つです。しかし、人員及び人件費がかかるため、設備投資以上の費用がかさむ可能性があります。
ここで、提案するのはボランティアの活用があげられます。実際に、ホームドアの設置をしている企業をまとめた報告書を、国土交通省が出していまして、それが、下の2枚の画像ですが、
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これからもわかる通り、関西の私鉄の中で、唯一ホームドアを設置しているのが、関東大手私鉄と、地下鉄他ですので、そこから考えると、健常者とかを含めたボランティアが活躍する余地が残されていることは考えられます。

となると、健常者の助けを必要とする視覚障害のお方が、乗車する駅をあらかじめ登録しておき、そこに健常者のボランティアが駆けつけるという形をとる、そして、降りた駅で、そこのエリアにいるボランティアのお方に、引き継ぐという形をとるという仕組みが考えられます。

この場合は、ボランティアとのコミュニケーションがはかられ、健常者の方にとっても、仕事以外での生き甲斐が生まれる可能性があると考えられますし、職を持てないお方も、新たな職を生まれる可能性もあるといえます。

ただ、もっともできることは、障がい者のお方がいたら、気が付いたらすぐに、声をかけて、どこに危険があるのか知らせることが、大切だといえます。

皆様は、どう思われたのでしょうか、ご意見をお待ちしております。

そういうことで、次回のお話に参ります。