名列車列伝特集 08-08「北海道の特急網の形成と、成長に貢献し、発展させた名列車! 08」

(N)本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「おおぞら」編の第8回です。
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(Kt1641F)さて、昭和50年代のお話に入っていきます。実はこのころから、国鉄を取り巻く環境が、悪化してきており、北海道はサービスアップの必要性を迫られていた時代でもありました。
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(Hs1208F)そんな中、北海道の主要幹線の一つ、函館本線の一部区間と、室蘭本線の一部区間の電化が決定、早速北海道対応の車両を送り込みサービスアップを図ろうとしました。しかし、極寒の土地を走り抜ける専用車両の開発を求められる結果を生み出すことになります。今回の「名列車列伝特集」第8弾の「北海道の特急網の形成と、成長に貢献し、発展させた名列車!」の第8回は、そんな中で繰り広げられたある列車の物語をお話します。ということで、キハ82型さんと、C62先生、そして本日はゲストをお招きして、解説していきたいと思います。
(N)そのゲストのお方は、この人です。
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(クロハ789型)第6弾以来のお方は、お久しぶりです。そして、今回からお越しのお方は、お初にお目にかかります。本年3月ダイヤ改正より「ライラック」を担当させていただきます。789系の筆頭クロハ789型です。
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(Kt1641F) なるほど、ゲストというのはこのお方でしたか。もう一人いらっしゃるのですよね?
(N)それについては、後ほどご紹介しますので、さっさと進めます。
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(キハ82型)さて、場面は昭和50年代に入りますが、実は北海道の鉄道で大きなことが、電車特急がメインとなります。その一つは、北海道道都札幌と、道内第2の都市、旭川を結ぶ、路線が確保するためで、その路線は、北海道の鉄道を活性化させるために、函館本線が重要視されるようになったのは、昭和36年以降からです。だからといって、流石にディーゼル車両のみでは輸送力にも限界が出てきます。
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(C62型)しかし、それだからといって、直流ではなく交流で行くことになりました。どうしてこうなったのかといいますと、実際に交流電化を進めている時代と重なっていたことも関係していきます。実は、昭和36年に「おおぞら」が登場したころ、北陸本線の電化が行われており、その中で、北海道の地域が遅れていたことは、事実でした。正確には、昭和43年に、小樽駅から、根室本線の起点である滝川駅までの区間が電化されて、翌昭和44年に旭川駅までの区間が電化官僚となったのです。
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(キハ82型)そして、昭和50年に至って、技術革新が続き、交流電化区間に対応させ、大量輸送を強化できる区間として、北海道の函館本線、札幌から旭川までの区間に特急列車を走らせる計画が出てきたのです。
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(クロハ789型)そのために開発された車両が2種類ありました。1種類は、昭和43年から通勤車両に使用された711系電車です。この車両は、のちにJR北海道で開発されていく721系731系、733系電車に引き継がれて行きます。実際に、北海道の特色に合わせて、車両を製作していきます。それは特急車両にも生かされるのですが、実はもう1種類は、短期間で本州に戻された485系電車でした。
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(キハ82型)実は、485系1500番というのは、北海道用に開発された車両というのは語弊があり、485系を耐寒耐雪強化型として製作したものでした。ところが、実際に運転してみると、711系が両行の成績を収めたの大して、485系1500番は寒さなどに勝てず、本州に撤退してしまいます。
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(Kt1641F)それで、どうなったのですか?
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(クロハ789型)結果的に、北海道専用の車両の製作を急ぐことになります。もともと、485系1500番はあくまでつなぎ役ですので、5年もの間に、様々な試行錯誤を続けてきた結果、北海道特有の特急車両が完成します。実は、種別としては特急であっても、グリーン車を連結しないモノクラス6両編成で、運転されていた特急が設定されたのが昭和50年で、その名前が「いしかり」という列車名でした。実は、711系は急行「かむい」でも使用していた経験があり、ノンストップ急行「さちかぜ」にも使用された経歴を持っております。それから比べると、明暗が分かれた結果でもありました。
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(Hs1208F)しかし、ノンストップタイプとは…聞いたことがありませんでした。今でもやっているところがあるのですか?
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(クロハ789型)今はノンストップタイプはないのですが、かつて781系先輩がやっていた「ホワイトアロー」号が有名ですよ。あれ以来例はないですね。
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(キハ82型)それはそうと、もう時間が迫ってきているので、次回の話にこれを回しましょう。
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(Kt1641F)そうですね。ということで、次回は、「いしかり」から発展した列車は…ということで、お話をお聞きしていきます。お楽しみに。