名列車列伝特集 08-17「北海道の特急網の形成と、成長に貢献し、発展させた名列車! 17」

(N)本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「おおぞら」編ですが、今回からは、Wikipediaも併用で、記事を書いていきますのでよろしくお願いします。
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(Kt1641F)今回のお話が、20年のお話になってきたわけですよね。
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(Hs1208F)しかし、Wikipediaの話だけでなく、様々なサイトのお話から拾っていくのですよね。
(N)ええ、そういうことです。ということで、今回は、「北海道の特急網の形成と、成長に貢献し、発展させた名列車!」の第17回をお届けします。それでは、183系気動車の代表として、キハ183型500番さん、281系気動車の代表として、キハ281型さん、283系気動車の代表として、キハ283型さんよろしくお願いします。あと電車特急車両からは、785系のクハ785型さんと、789系のクロハ789型さんもお願いします。
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(キハ183型500番)さて、平成9年に登場した283系気動車が、どういう車両だったのかについて、前回も触れたのですが、今回もそれでお話していきます。前回の話では、二つ紹介しました。一つは振り子角度の強化と、台車のステアリング機能のようなものについてのお話で、所要時間を短縮したというお話をしていました。
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(キハ283型)その振り子機能をいかす上で、重要となってくるのが車体重心の変更です。実は、281系気動車兄さんが私よりも50mm以上高い位置で設計されていたこともあって、私は、背が低い281系気動車という意味合いを以って製作されておりました。運転台でも80mm以上高かったわけですから、見晴らしはいいですが、その分カーブで触れる角度に制限がかかってしまうというリスクを抱えておりました。
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(キハ281型)ただ、実際にJR北海道を走る気動車特急は、実はカーブに遭遇する率が低くなっております。実は、函館、室蘭本線特急「北斗」「スーパー北斗」は走行路線全体の55%、千歳、石勝、根室本線特急「おおぞら」「スーパーおおぞら」でも、全体の38%にしかすぎません。しかし、特に山間部を走行する「スーパーおおぞら」はその点、山間部を縫って走ることがあり、振り子装置を使用して加速をするという試みが行われておりました。
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(クハ785型)その関係で、283系気動車の増備車両は、「スーパー北斗」にアルバイトに出たこともあったのです。曲線遭遇率が55%となる「スーパー北斗」にも充当されたのか、これには、281系気動車の生産数の少なさがかかわってきます。
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(キハ283型)実は、281系気動車兄さんは、総生産数が27両と少数精鋭を売りにしていたのですが、「北斗」使用の気動車である183系気動車先輩は、最新鋭編成登場から早くも10年の年月が経つことが判明しており、初代の編成ですと、早くも20年の大台に乗ってしまうことが明らかとなってきました。考えてみると、私が平成9年のダイヤ改正以降に活躍を始めた後で、JR北海道の本社からこういわれたことがあるのです。「ぜひとも、その俊足を『北斗』君たちのために、捧げてくれないか?」と。
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(Kt1641F)確かに、昭和55年生まれの車両としたら、20年の年月が過ぎかけておりますよね。私がデビューして本年で21年なのですが、考えてみると、20年という年月を考えると、この時点で、どうしようか考えていたのですね。
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(クロハ789型)その通りで、北海道では、車体仕様耐久年数が20年を超えてしまった場合は、列車としての、能力をどのようにしていくか。進路を考えなければならないというわけですね。
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(キハ283型)そのため、183系気動車は、現在、石北本線の特急「オホーツク号」「大雪」と、函館、室蘭本線の特急「北斗」に固定されておりますが、実はこの時に、「とかち」系統も担当しており、まだまだ活躍の場はあったのです。そのうち、「おおぞら」からの撤退が明らかになったのは、「スーパーおおぞら」の担当となってから4年後の事です。
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(キハ183型500番)それが、「おおぞら」が「スーパーおおぞら」への変更と同時に、「スーパー北斗」の283系気動車の導入していくことになっていきます。そのあとは、夜行「おおぞら」は、「まりも」として生き残ることになります。実は、この系列は再復活組となりました。
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(キハ281型)結局は、このようなことになったのですが、平成13年以降、特急「おおぞら」の名前は消滅したものの、「スーパーおおぞら」として生き残ることになりました。そして、道東方面に向かう列車は、「とかち」のみが183系気動車先輩が運転するようになったわけです。
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(キハ283型)そんなわけで、平成13年以降は、このように変わったわけですが、では、ほかの電車特急についての動きは、次回でお話します。それでは。