名列車列伝特集 08-18「北海道の特急網の形成と、成長に貢献し、発展させた名列車! 18」

(N)本日の話題の2本目は、平成10年代前半から、20年代に入ってのお話です。
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(Kt1641F)しかし、いきなり飛んでいきますね。
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(Hs1208F)そうですよね。どうしてこうなったのですか?
(N)実は、今回は「おおぞら」以外のお話をしていくのですよ。
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(Kt1641F)では、「北海道の特急網の形成と、成長に貢献し、発展させた名列車!」の第18回です。では、キハ183型500番さん。キハ281型さん、キハ283型さん、クロハ789型さん、クハ785型さん、よろしくお願いします。
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(キハ283型)さて、「おおぞら」が「スーパーおおぞら」として発展してから4年で、本家が丸まんま入れ替わった形となった時に、「北斗」がすべて「スーパー北斗」とはならなかったのです。理由は、新型車両である283系気動車を導入しても、列車の運行本数並びに需要が、あったことが背景にあります。
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(キハ183型500番)しかし、この間に、「北斗」系統は、自然災害にも泣かされました。実は、283系気動車が導入されて2年後に、有珠山の噴火による迂回運転が行われており、「北海」のルートを再び使用することになりました。それが3か月での限定運用でした。
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(クハ785型)実は電車特急では、平成10年に「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」の運行本数が逆転し、新千歳空港駅延長の快速列車の運転も兼ねてた列車は、「ライラック」に統一するという流れが加速しておりました。これは、小樽駅から新千歳空港を結ぶ「エアポート」号の利用客を、旭川駅までの沿線に振り分ける措置の一環だったのですが、それが4年も経過すると役割を「スーパーホワイトアロー」に変更させることになってしまいました。
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(クロハ789型)実は、指定席とグリーン席の間に存在する新しい座席サービスを、本数の少ない「ライラック」に充当させてしまうと、効率が悪くきめ細かなサービスができないという点を考慮して、花形列車の「スーパーホワイトアロー」に引き継がせたのです。
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(キハ281型)確かに、電車特急面では、いろいろと苦労がありましたが、ディーゼル特急でも、「北斗」以外に新しい車両による、道北方面への高速列車化が加速していたのです。それによって格上げされたのが、道北急行4兄弟こと、「宗谷」、「サロベツ」、「利尻」、「礼文」です。そのうち、最後に挙げた「礼文」は旭川駅先発列車で、現在の特急「サロベツ」の母体ともなった列車でしたが、この区間での運転はすべて札幌駅始発に代わり、「礼文」の名前だけが消えてしまいました。この4兄弟の内、「宗谷」と「礼文」が、「スーパー宗谷」号となって、新型気動車の261系を使用した列車に生まれ変わり、後の2列車「サロベツ」と、「利尻」が183系気動車先輩が務めることになったわけです。
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(キハ183型500番)いろいろと苦労したのですが、「利尻」が文字通り、夜行列車として運用されていた内容を引き継ぎ、「サロベツ」は昼行列車として運転しておりました。実は、平成12年から22年にかけては、巷では夜行列車の削減が相次いだ時代でもあって、この「利尻」が短命に終わるのが目に見えていたのです。理由は、夜行高速バスの存在で、バスの場合、割安な料金などがあり、なかなか対抗できなかったという問題があったためです。それは、「夜行オホーツク」、「まりも」にも襲い掛かってきた問題で、「利尻」が廃止されたのは、平成19年【臨時列車化は平成18年】。「夜行オホーツク」こと「オホーツク9・10号」は平成18年に、「まりも」も平成20年【臨時列車化が平成19年】に廃止となったわけですから。
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(クロハ789型)実は、そういった列車統合、そして合理化の流れは、加速し、電車特急では、行先が同じなのに名称を別にするのはもったいないということで、「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」を統合して、「スーパーカムイ」が登場し、平成19年から運行を始めました。当初は、私の弟分の789系1000番台特急電車と、785系先輩が運転していたのですが、この関係で、781系先輩が花形運用だった道央特急から撤退、同時に引退も決まります。
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(キハ283型)そういうこともあって、JR北海道では徐々に鉄道離れが加速したことを発端として、整備の予算が取れなくなってしまい。それが車両にも悪影響を及ぼしていきます。その代表例が平成23年5月27日に「スーパーおおぞら」で起きた脱線火災事故で、この後に、「スーパー北斗」でも、「スーパーカムイ」でも白煙発生事故や発火事故が発生するトラブルがあり、今までのJR北海道に対しての風向きが大きく変わったしまったという話になってしまったのです。
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(Kt1641F)それは、本当に大変だったのですね。
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(キハ281型)そうですね。結果的に、183系気動車先輩が「とかち」運用から完全撤退し、現在、「北斗」運用と、「オホーツク」、「大雪」の運用があるのみとなった現在では、事故は少なくなったのですが、先輩も小さいですが、あわやの事故に見舞われたのですよね。
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(キハ183型500番)その通りで、私を含めて500番と、2550番で運転するのですが、その列車の運転している最中に、やれエンジンからの発火、白煙を出す和などのトラブルがあって、危なかったですし。
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(クロハ789型)そうですよね。私たち北海道の鉄道を支える車両たちは、大変な時代を生きているというわけですよ。結局のところ、その苦難を乗り越えた先輩がいるからこそ、今があるとわたくしたちは思っております。
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(Kt1641F)そうですよね。私たちも、同じかもしれませんね。そういうことで、皆様いかがでしたでしょうか。北海道を代表する列車として、活躍している列車の多くは、「おおぞら」が母体となって道しるべとなった活躍してきました。只今、逆境に立たされているJR北海道ですが、その時代ごとに、人口流出と闘いながら走る列車たちは、様々な苦難と闘っていることになります。これらの小さな巨人たちは、「道産子」が似合うのではないでしょうか。彼らは、これらを生き抜いていくのは、過酷かもしれませんが、彼らはその中でも戦っているといえるのかもしれません。ということで、次回からは、毎週土曜日の記事として、細々と運転します。これからもよろしくお願いします。
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(キハ281型)まとめ方がうまいですね。そういえば、就活の関係で土曜日固定にしていこうかと考えているのでしょうか?
(N)ええ、そういうことです。それでは、本日はこの辺で終わります。それでは。