停まらない暴走、朝鮮民主主義人民共和国のお先は真っ暗か?

本日の話題の2本目は、「がんばろう熊本【熊本大地震関連】」ではなく「今の社会はどこへ向かう?」に変えます。実は、一昨夜とんでもないことが起きておりました。

最悪の事態ともなったのですが、また、弾道ミサイルを発射したのです。実は、これだけだと何も、話題性がないといわれておりますが、実は、今回は深夜に、ミサイルを発射したという話だったのです。どうして、こうなったのかと言いますと、国際政治学者の六辻彰二さんによると、少し異常があるとのことだそうです。

六辻さんによると、「今回の発射は北朝鮮がICBMによる「奇襲能力」を誇示したものとみられます」と書いている点です。なぜかと言いますと、六辻さんの説明では、
「米ソ冷戦期のソ連の理屈」と同じであるということだそうなのです。

そもそも、「米ソ冷戦」の「ソ連の理屈」というのは、「ソ連」自体がアメリカ合衆国に対して、原爆及び水爆の開発を行うと同時に、ミサイルを開発していたのですが、それ以外に、潜水艦に搭載するミサイルを開発するという技術開発を進め、それを確立していたのです。
そのため、米ソどちらかがしびれを切らして、先制核攻撃を仕掛けた場合、あと後が、怖いということになります。要は、「「先制攻撃された側」のSLBMがほぼ確実に「先制攻撃した側」に報復攻撃を行うこと」、それが一番危険な事態を引き起こすことだというのです。

そのため、米ソ両国の関係は、どちらとも大陸間弾道弾型ミサイル、潜水艦搭載型ミサイルに核を積ませ、攻撃してしまえば、世界を破壊するという意識から、お互いの国が、攻撃をしないという方針で、秩序を保つということで落ち着いたと考えられます。

今の朝鮮民主主義人民共和国と、アメリカ合衆国の関係は、まさにその関係だということになります。ただ、今回は、事情が異なります。そこで、六辻さんは二つのポインを上げております。

一つは、「米国トランプ政権が「長期化を避ける」選択の可能性」、言えば、早期に軍事オプションを選択してしまう可能性もあるということを示しております。
これは、「「米国民の安全のため」という大義名分がもつ力は軽視できないものがあります」という視点が持つ通り、アメリカ合衆国自体の安全保障にも関係してくることが最優先であることと、「このペースでいけば北朝鮮がミサイル能力をますます向上させることが避けられないなか、トランプ政権が「まだ未熟なうちならリスクも最小限で抑えられる」という考え方に基づいて「北朝鮮体制の排除」を選択した場合」という危機意識が膨れ上がってくるということが背景にあります。
言ってしまえば、外圧によって、自らの体制を脅かされるので、危険極まりありません。

二つは、国内リスクの増大です。これは、「国内なかでも軍のなかで「米国に一撃喰わせる」ことへの渇望を、これまで以上に充満させることにもなりかねません」と述べるように、アメリカ合衆国に対して敵対的な意識を持ってきた、朝鮮民主主義人民共和国人民軍が攻撃のはけ口を一気に、アメリカ合衆国に向けてくることも考えられます。まだ、「ソ連」が存在していたころは、「ソ連の場合、核による「恐怖の均衡」が成立するなか、開発途上国での「陣取り合戦」に向かうことで、米国との直接対決を回避する余地がありました」と述べるように、途上国での代理戦争が活発化していた時期とも重なります。
しかし、今回は、それがないため、暴発してしまい。一触即発の事態になる可能性があるともいえるのです。

このうち、どちらをトランプ大統領は選択するのかは、まだまだ未知数です。

ということで、本日はここまでとなります。それでは。次回の記事をお楽しみに。