名列車列伝特集 10-27 「首都圏と甲信越を結んだスプリンターたち」

(N)本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「とき」です。
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(Kt1641F)さて、今回は、現役でがんばっている在来線特急となった「あずさ」編のお話です。
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(Hs1208F)それでは、「首都圏と甲信越を結んだスプリンターたち」の第27回をお贈りします。それでは、みなさま、よろしくおねがいします。
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(クハ189型)さてさて、私たちが「あずさ」の関係では、189系が特急「あさま」で活躍していたころ、90年代に入っての「あずさ」の走る中央東線では、新幹線化の影響を受けておりませんでした。どうして、こうなったのかといいますと…、そもそも東京の西の玄関口である新宿駅から、長野県の松本駅までの区間の需要があったとは言えない状況でした。
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(Tsc200)しかし、どうしてこうなったのか、気になる人がいると思いますが、実は、信州地方は長野市内と、松本市に人口が集中していたわけだけど、首都圏と中京圏との間の空白地域を埋められるほどの人口が大規模とは言い切れなかったことが大きな原因となっておりました。
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(Hs1208F)それだとしたら、なぜ、長野新幹線は開業したのでしょうか?
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(E2)はっきり言うと、長野市内までの部分開業という扱いで、正式名称は「北陸新幹線」だから、「長野新幹線」はあくまで愛称であり、当時の大イベントとも関係があったから開業を急いだというのが、本当のところだったわけです。
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(EF64型)ただ、実際に中央東線でもスピードアップと、速達列車の需要を意識していたJR東日本は、新たな車両の開発に取り組みます。それがE351系特急電車です。このEは「東日本」の頭文字「East of Japan」にちなむものです。実は、その列車こそ、「スーパーあずさ」でした。その過程に至るまでを時系列でまとめてみると、実は、平成年間に入ってから2年後の平成3年、今まで内房方面まで運転されていた「あずさ」を振り返る形と同時に、成田空港線の開業で登場したのが「ウィングあずさ」と呼ばれる列車が運転されることになります。同時に、183系1000番台に改造車両が登場するのですが、この改良で大窓化によるグレードアップ車両が誕生したのです。
(N)そういえば、鉄道模型でも大手が、グレードアップ仕様となっていたころを再現した車両がありますよね。
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(クハ189型)その通りです。実は「あさま」でも同じことが起きていて、その車両が、実は、「あさま」の廃止に伴い「あずさ」に回されてきます。これは、平成一けた台から、二ケタ台のころの話でお話します。
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(クモハ115型)そんなこともあり、「あずさ」は中央道を経由する高速バスと対峙しつつ、その間にサービス面で改良できるところを改良していくという措置に踏み切りました。しかし、それも限界を迎えると同時に、何とかして新しい特急車両を調達しようと考えておりました。そこで登場したのが、E351系電車です。
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(Hs1208F)このE351系ってどこに特徴があったのですか?
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(クハ189型)実は、このE351系は、制御振り子機能が付いていました。つまり、381系電車で登場した振り子車両が開発されていたのですが、それは自然振り子機能であって、コンピューターで制御するための車両は開発されていませんでした。そこで、山間部を走るJR四国、日高山脈などの山間部を抱える北海道では、気動車で在来線高速化を考えるようになってきました。前者が、JR四国2000系気動車、後者が281系気動車となります。それを電車化していったのが、JR東日本のE351系と、JR東海の383系、あとは、JR西日本283系電車で、JR九州では883系が同世代に当たります。
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(Kt1641F) 確かに、これらの車両は、平成6年前後4年の間に、登場しておりますよね。
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(クハ189型)その通りです。このころから、在来線特急のスピードアップは堅調に行われるようになります。その関係で、183系として運転していた「あずさ」は号数の変更を行うようになります。これは、平成16年までの10年間だったわけです。
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(E2)しかし、これですべて一件落着とはならないのですが…、ということで、次回の話は、「とき」編の本体へと戻ります。平成10年以後のお話で、その次の回では、「たにがわ」の新幹線後の出来事についてです。ということで、次回をお楽しみに。
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(Kt1641F)エンドコールありがとうございます。