名列車列伝特集 10-30 「首都圏と甲信越を結んだスプリンターたち」

(N)さて、一昨週と昨週で「とき」と「あさま」の話が終わりました。今回ラストとなるのが、「あずさ」のラストのお話です。実は、今回のお話が、「あずさ」がなぜ残ったのか…、その理由を考えていきます。
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(Kt1641F)ということで、「名列車列伝特集」から「とき」編の最終話となる「首都圏と甲信越を結んだスプリンターたち」の30回を始めます。
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(Hs1208F)ということで、皆様よろしくお願いします。
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(クハ189型)さて、最終話ですが、私が現役で活躍していたのは、平成14年までで、「とき」の復活と同じ時期でした。しかし、新幹線の建設ができるほどの需要がなく、その代わりに、当時の新型貫通扉搭載車両、E257系にスイッチしました。
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(クモハ165型)実は、その定期運用離脱の5年前となった平成9年に、後輩だったE351系が事故に巻き込まれます。大月駅側面衝突事故です。実は、この事件と述べるのが正しいかもしれませんが、衝突した側は、201系電車ですが、この車両ですが通勤車両で使用されていて、首都圏から引退したのですが、実際にATSを切ってしまったので、危険が迫っていることに気づかないため、そのまま走行していたE351系電車が、衝突してしまう形になりました。
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(クハ189型)それゆえ、平成9年の事故は、ATSの装置のスイッチを切ったという人為的ミス、言えば、ヒューマンエラーの典型例となり、ATSを手動で操作する場合は、ブレーキが入った状態で行うように変更させることとなり、改善がみられることになりました。それに対応が遅れたJR西日本は、平成17年の尼崎脱線事故で、改善を迫られることになります。
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(Kt1641F)確かに、ATSの対応は、私たちのところでは、特急の正面衝突脱線事故(昭和50年10月25日の「青山峠事故」を参照)で教訓を得ております。それに…。
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(Hs1208F)実は似たような事故は、私と常に連絡を取っている阪急電鉄でも、昭和59年に起きた側面衝突を起こす事故が起きましたし。
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(クハ189型)その後、平成14年に189系などの車両は、引退することになりましたが、私たちは、臨時列車で関わっていきます。そして、平成6年以来「スーパーあずさ」と「あずさ」で区別していた番号を、通し番号に変更することになりました。
(N)確か、以前は「スーパー」が「1号」から、ノーマルが「51号」からとなっておりましたから、それが通しての番号に変わったのですよね。
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(クハ189型)その通りです。私は、臨時列車として、運用を行っておりましたが…。その後、E353系電車すべてに、変更する作業が続き、本年の3月に変更手続きが終了しました。そして、「あずさ」は在来線特急として活躍を続けております。そして一昨年に登場から50年を迎えました。ほかの列車たちが「新幹線」へと歩んだ中で、地方第2の都市である松本と、東京新宿副都心を結ぶ路線として活躍しておりますが、今後どうなるのは、まだ分かりません。
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(クモハ165型)彼らに任せてみるのもいいかもしれませんね。E353さんですか。
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(Kt1641F)もしかして、付属編成を別の列車として運転するのもいいのかもしれませんね。
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(クモハ165型)懐かしいですね。「アルプス」と「こまがね」の関係から言えば、そうなっても良いかもしれませんね。
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(Hs1208F)ところで、ライバルとなると、高速バスとなるでしょうか?
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(クハ189型)そうなりますよ。ただ、高速バスも様々な対策を施しておりますし、そして、今も、私の後輩たちは戦い続けておりますから…。
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(Kt1641F)頼もしい後輩さんですね。ということで、〆はどなたに託しましょうか。
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(クハ185型)それだとすると、クハ189型さんでしょうね。私は、あまり話しておりませんし、彼が適任かと。
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(クハ189型)わかりました。昭和30年代後半から40年代にかけて、甲信越を結んだスプリンターの3列車、「とき」、「あさま」、「あずさ」の3人は、それぞれで目的は異なったのですが、彼らは首都圏との直通で、地方都市を結ぶ重要な役割を果たしました。そのうち2人は、「新幹線」となり、発展をしていく事になりましたが、「あずさ」は在来線特急のまま、運転を続け運転継続50周年となりました。大活躍している列車たちは、「あずさ」だけになります。そういうことで、いかがでしたでしょうか。皆様ありがとうございました。
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(Kt1641F)ありがとうございましたm(_ _)m。ということで、「とき」編はこれにて終わりとなります。次回の第11編ですが、ナレーターさんどうします?
(N)まだ決めておりませんが…。「はくつる」か「しおじ」が候補に挙がっております。そういうことで、次回は、第1弾から第10弾の出演されたお方たちに、お話をしていきます。ということで、本編はいったんお休みです。