名列車列伝特集 インターバル編 下-1

(N)さて、本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」のインターバル編の第3回ですが、5月26日から第11弾が開始される予定ですので、次回が「インターバル編」の最終回となります。
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(Kt1641F)次の目標が決まったのですね。
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(Hs1208F)今回は、第5弾の「こだま」からのお話ですよね。
(N)その通りです。実は、この回で電車特急、気動車特急たちのお話がメインとなるのですが、第5弾と第10弾が電車特急のみとなりましたが、当時電車というと、直流電車しかなかったわけで、交流電車オンリーとなるのが、平成年間に入ってから開発されていきます。
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(クハ481型初期)となると、私たちの大本となる151系電車が、電車特急の最初となったのですが、そもそも、電車が長距離を走るという概念を打ち立てたのは、架線では日本が初といわれております。
(N)いえいえ、実はかつて電車特急に挑戦したのは、日本だけではなかったのは、ご存知の方は少ないかもしれません。実は、英国の第3軌条による「ブライトンベル号」が、最初です。
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(クハ481型初期)えー! そうだったのですか⁉ それでも、ほかの会社でやっていたことではなくて、長距離列車として運転されたのは、日本ではなくイギリスが初めてだったのですね。驚きました!
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(Kt1641F)それにしても、第3軌条ということは、地下鉄線のシステムでどれくらいの時速が出せたのですか?
(N)現在の例で行くと、最大時速160キロを出せる例があります。
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(Hs1208F) えっ! 最大速度は時速160キロですか!
(N)そうです。本題にそろそろ戻りましょう。この回では、台車システムを京阪電鉄が担当していて、座席が近鉄…と多くの私鉄が開発に協力した話ですし、つまり、オールジャパン大勢だったわけです。まあそれもそのはずですし…。
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(クハ481型初期)あの時は、日本の復興が、最重要課題として上がっておりましたから…。それで、特急として運転を始めたのは、私たちの先輩に当たる151系だけではなく、ディーゼル特急でもそうなっていたわけですよね。
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(キハ82型)その通りで、私の兄に当たるキハ81型は、様々な失敗を乗り越えて、改良されて、安定走行を続けることができたわけです。実は、私も問題を抱えていたところを、テストで洗い出して、改良を加えて全国で活躍できる列車として運転していくことになったわけですが、その始まりが、昭和36年のダイヤ改正における「白鳥」のお話だったわけです。ただ、この改正で大きく変わったのは、何も新設特急だけではなく、在来特急も、その類から漏れません。実は、第2弾「かもめ」編で触れましたが、実は「かもめ」も昭和36年に、ディーゼル特急化されておりますし、ほかにも、昭和36年では、第8弾の「おおぞら」と第9弾の「まつかぜ」も、このダイヤ改正で誕生した特急です。
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(クハ481型初期)そうですよね。それで、昭和40年から交直流電車として、481系が誕生したのですが、その背景には、第1弾の「つばめ」編でも触れたのですが、直流電車の交流区間への乗入が、ネックとなっておりました。だからといって、ディーゼル特急で運転するには、車両が足りないというジレンマを抱えていたのは言うまでもありません。だから、交直流で交流区間直通させる車両が必要となってきたのです。それと、これは、後で展開する「あかつき」編、「はくつる」編での話となるですが、夜間の区間でも電車を走行させ、その分、昼間の車両の補てんにも役立つ寝台座席特急券用車両581系を製作したのも、背景に車両不足があったことは言うまでもありませんでした。
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(クハネ583型)ただ、活躍できたのデビューしてから10年ほどで、安定成長の時期に至ると、ほかの特急列車との設備の差が大きくなってしまったわけです。ところが、この事態を重く見た国鉄上層部は、あらゆる手を尽くすことになりました。それで、特急車両を変更するのですが、その時に電車寝台特急専用車両を製作を断念したのです。
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(Kt1641F)ということは、寝台特急列車は衰退への道筋がついてしまったのですね。
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(クハネ583型)その通りですね。私の後輩がいなかったのですが、寝台専用車両ではJR西日本とJR東海で開発した285系電車が、私の後輩としていますが、彼らも単発で終わる可能性もありますね。
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(Hs1208F)ですが、高速バスは安全性に関しての問題や、環境に配慮することを考えていくとしたら、鉄道に需要があるといわれていたわけですね。だからといって、高速バスで需要があるのですが、私たちが新幹線とのバイパス線を建設などを行って、寝台列車を出した場合、とんでもないことになるでしょうか。
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(クハネ583型)それだとしたら、私のさらなる後輩が出てくるのかなぁ?
(N)そうしたいことですね。ということで、「下-2」は、特急「はつかり」からの気動車特急編をお届けします。
イメージ 4(キハ82型)まあ、前で少し触れただけですので、そこを詳しくお話していきましょう。皆様、「下-2」でお会いしましょう!