名列車列伝特集 12-3「東北圏内の寝台特急の発展に貢献した名特急! 3」

(N)さて、本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「はくつる」編の第3回目に入りますが、実は特急「はくつる」が登場することになりますが、その話をしていきます。
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(Kt1641F)ということは、昭和39年に入ります。そこで、今回のお話となります。
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(Hs1208F)そして、特急「はくつる」が登場するところです。それでは、「東北圏内の寝台特急の発展に貢献した名特急! 」の第3回です。それではEF58型さん。よろしくお願いいたします。
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(EF58型)さて、昭和39年からの話を始めますが、実は、昭和30年代から東北圏内の特急列車の充実が図られていきます。昭和33年には、第6弾のプリマドンナ「はつかり」が誕生。昭和36年には、そこに2人の仲間が加わります。実質上の東北本線のみの特急として誕生する「ひばり」、山岳線を走ったシェルパランナー「つばさ」です。しかし、どの列車も朝早くから首都圏を発し、夕方並びに夜間に東北圏内に達するルートが速達化されたものの、夜行関連の列車たちは、急行を主力とする列車が多く、利用者にとっては、速達化させて首都圏と東北及び、北海道を短時間で結ぶということを考えておりました。
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(Hs1208F)お聞きしたいのですが、首都圏と東北、さらに東北経由で北海道へ向かう列車が、昭和29年以降設定されていませんよね? これは、どういうことでしょうか?
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(C60型)実は、「洞爺丸台風」で、航送輸送が中止に追い込まれました。実は、津軽海峡は、実は荒れやすい海でもあり、そして、航送輸送が危険であると判断し、青函海峡を結ぶ船に、貨車と申請した車両のみを乗せるという方針に代わることになるわけです。そして、「はくつる」がデビューすると同じ年に、青函トンネルの工事が開始されるのです。
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(EF58型)そのような中で、「はくつる」が誕生するのですが、それまでの大まかな列車の動向を、昭和29年から追っていきます。昭和31年では「きたかみ」の名称の漢字名への変更が行われます。そして「十和田」が横浜駅始発から、上野駅に変更されます。さらに、「おいらせ」が新設されたのもこの年です。昭和33年に誕生したのが「はつかり」が12時間で、青森駅まで走ります。昭和34年は、急行「北斗」が寝台列車として運転を続けることになります。昭和35年の「はつかり」の気動車化ののちは、昭和36年に至ると、「八甲田」が新設されることになりました。さらに、昭和39年「はくつる」が誕生しますが、この間にほとんどが常磐線経由の列車が多いのは、電化されていない当時は、平坦線を走る区間が多いことから、スピードが出せる上、大量輸送ができるという利点があったからです。
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(Kt1641F)ということは、これも「はつかり」と同じ構図だったということですか?
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(C60型)さすが、アシスタントを務めていることはありますよね。確かに、この構図は、「はつかり」と同じ形です。しかし、「はくつる」が誕生したころから、徐々に変化が起きます。東北本線の電化が進んでいきます。実は、「はくつる」が誕生した当時、東京から仙台駅までの区間が電化されていたことから、この区間に夜行列車を運転すると、東北本線の諸都市を結ぶにはこの方法が一番いいということになります。
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(Hs1208F)つまり、東北本線がメインロードとなるきっかけとなったわけですか?
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(EF58型)その通りです。そのため、上野駅から栃木県の黒磯駅までの区間を私が担当していたのも、電化区間を生かした運転方法として試作されていたのです。そして、それで運転を開始したのが「はくつる」が登場したというわけです。ちなみに、私の後を受けたのが、東北本線の電化のニューフェイスだったED71型が担当。その後は、C61型君が、そして、C60型君が補機として、運転していたのです。
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(Kt1641F)そういうことだったのですね。だからといって、面白いですね。
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(C61型)そうです。私が蒸気機関車運転をしていたのが、仙台駅と青森駅までの区間を担当していたのです。わたくしが、こんな感じで運転する栄誉を頂くことができました。
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(Kt1641F)そういうことだったのですね。私も納得しました。それにしても、この元となったのが、急行「北上」だったわけですね。
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(C61型)大正解です。そして、これ以外にも東北方面の急行が、特急列車として運転を開始する関係から、彼らのダイヤを生かすことになったわけですし、これから、東北地方を結ぶ寝台特急がどのような活躍を始めるのか、それについては、次回にお話します。
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(Kt1641F)次回は、「ゆうづる」の誕生についてです。お楽しみに。