「いこーや、なごーや」、リニア館への旅 06

本日の話題の2本目は、「鉄タビ」本編から「いこーや、なごーや」旅の第6回です。実は、東青山駅より先の画像がない(おい!)ため、松阪市の画像が新たに加わりますので、ご了承ください。

さて、私たちを乗せた午前7時発7列車名古屋駅行き特急(甲特急)は、名古屋駅に向けて進んでいる状態ですが、
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東青山駅から先に行くと、津市に入るのですが、この津市を抜けると、
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いったん松阪市に入るのですが、この後再び、津市に戻ってきます。
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実は、松阪市のお話は正月タビの記事で、お話したのですが、実際の地質考古学上でも様々な発見が生まれてきています。実は、古代文字が伊勢路からという説があります。
この松阪市では、最古の土偶が出土しているだけでなく、史上最大級の舟形埴輪が出土したりするということで知られております。そこから推定していくと、もともと松阪市の一帯は、平野にあるため、都市の形成が早かったことから、地方豪族の力を有したとも想像がつきます。
しかし、ある神話も扱う『古事記』では、紀伊方面から畿内を目指した神武天皇は、熊野沖に迂回したという話があり、その時の軍船ではなかのかという話もあります。
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しかし、大型の埴輪が出てきたのには、どこかからやってきた渡来の民と考えられますし、
(画像は、ウィキペディアの「宝塚古墳」より)
対岸(渥美半島)との交易をされていたとも考えられます。
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そういったことから、古代のロマンを掻き立てる伊勢中川駅に向かいます。
伊勢中川駅をすぎると、名古屋線に入ります。
そして、もう一つですが、ここで面白いお話をしていきますが、映画化された『忠犬ハチ公』のお話をご存知でしょうか。実は、この『忠犬ハチ公』の銅像は、全国に3か所あります。一つは、有名なのが、東京都渋谷区渋谷にありますハチ公広場です。
この画像の左側からテレビ局の画像(確かTBSの記憶があります)の撮影定点カメラがありますが、この広場は有名ですよね。ですが、あと2か所あります。
もう1か所は、東京から新幹線と特急で約4時間かかる秋田県にあります。
「えっ! どこ?」と思われたお方もいるかも知れませんが、青森県との県境にある秋田県大館市にあります。
この像です。実は、ハチ公の犬種が大きく関係しております。ハチ公の犬種は「秋田犬」で、
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「秋田犬」は、主に狩猟犬として有名な犬で、阿仁地区を中心に狩猟に特化したのですが、その後、忠犬というように、現在の柴犬のような役割を持つことになりました。
そして、最後の銅像は、どこにあるのかといいますと、
「ど、どこだ?」と思われたかもしれませんが、近鉄名古屋線久居駅の近くです。なんと、ハチ公のご主人である上野英三郎博士も一緒です。東京大学農学部教授(当時は帝国大学農学部に在籍)で、農業土木、農業工学、農業農村工学の創始者として、当時は知られておりました。
久居はその上野英三郎博士の故郷であることから、津市の有志達が声をかけてこの銅像を立てたのだそうです。実は、2年後には強化プラスチック製の帽子が追加されたそうです。
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まあ、そんな感じで、解説は続きますが、私たちを乗せた列車は、津駅に到着します。
津駅を出ますと、名古屋駅まで止まらない状態です。次回の記事では、井上靖氏の原作著書『おろしあ国酔夢譚』でモデルとなった大黒屋光太夫の出身地、白子駅を通過しますが、ロシアの関係についても、もう一つのロシアと日本を描いた司馬遼太郎氏著作の『菜の花の沖』から読み解きます。
次回をお楽しみに。それでは。