名列車列伝特集 12-13「東北圏内の寝台特急の発展に貢献した名特急! 13」

(N)さて、本日の話題の2本目は、「名列車列伝特集」の「はくつる」編の第13回ですが、今回第13回は、12回の「北斗星」とは異なる経路をたどった「はくつる」本体のお話です。
イメージ 1
(Kt1641F)さて、どうしてこうなったのでしょうか、気になりますが…。
イメージ 2
(Hs1208F)悲劇的な結末だったのでしょうか?
(N)まあ、どうなっていくのか、「名列車列伝特集」より「東北圏内の寝台特急の発展に貢献した名特急!」の第13回をお贈りします。では、クハネ583型さん、何か訂正があるそうですね。
イメージ 3
(クハネ583型)実は、「あけぼの」の往復数が「北斗星」の関係で1往復減便されたことです。「どうして?」と思いましたが、実は、奥羽本線系統の「あけぼの」は供給過剰であることがたびたび指摘されていたことがあり、それと山形新幹線の開業関連の事情が絡んで、1往復が東北本線経由に変更の上で、「北斗星」となりました。実はその説明が抜けておりましたので、ここで訂正いたします。
イメージ 4
(ED75型)では、本編と参りましょう。ところで特急「はくつる」本体などが、どういう方向に行ったのか、それにおいて、「ゆうづる」事態の運用が亡くなることになりました。実は、この平成6年で「ゆうづる」は運転開始から30年になろうとしていたのですが、本来の「はくつる」を補完する形で運転されていた「ゆうづる」が北海道連絡の使命を果たしたのは、平成5年12月のダイヤ改正で、これも廃止となってしまいました。しかし、その時「はくつる」は、2往復に再び復帰でした。しかし、「はくつる」は再び、1往復が臨時列車化、1往復がなんと電車寝台特急から客車寝台特急に置き換わる珍事が発生します。理由は、電車寝台特急専用に作られた583系電車の構造そのものにありました。
イメージ 3
(クハネ583型)どうしてこういうことになったのか、この理由は、私の運用の問題が大きく影響しておりました。私は、電車寝台特急にも使用できる上、昼行特急車両にも利用できる「二足のわらじ」の車両であるため、走行距離がほかの車両よりも、絶対数が大きくなり、消耗も大きくなってしまうという欠点を抱えておりました。そのため、東京上野駅と青森駅を結ぶ列車を、これ以上続けることはできないと判断したのです。
イメージ 1
(Kt1641F)もし、後継車両が出ていたら状況は変わっていたのでしょうか?
(N)そもそも、JR東日本がこの時期に、そういう車両を製造する余裕があったのでしょうか? そもそも、余裕があったのなら、早く置き換えていたのではないでしょうか。
イメージ 3
(EF510型)その通りですね。確かに、寝台特急「瀬戸・出雲」の置き換えで運転する「サンライズEXP」に置き換えたのが、昭和63年の青函トンネルの改正から10年後のことですし、この時期では技術的にも無理があったと言わざるを得ません。
イメージ 3
(クハネ583型)確かに、ナレーターさんとEF510型さんの言う通りで、私を使用するしかほかに選択肢がないという状況でした。今までは…。ところが、定期列車としては、運用はできないという事態をJR東日本の上層部は、想定していたといえます。そのため「はくつる」は24系25型客車を使用するということになりました。しかし、A寝台車両は、かつて、第4弾の「あさかぜ」編でお届けしたオロネ25型100番の改造更新車両700番を当てる措置に、踏み切ったのです。
イメージ 1
(Kt1641F)あの、ナレーターさん「あさかぜ」の車両が、どうしてここで?
(N)実は、同じくこの改正で、博多駅に向かう「あさかぜ」が新幹線のスピードアップなどによって、存在価値を失ったため、「はくつる」にコンバートしてきたのです。
イメージ 2
(Hs1208F)では、「あさかぜ」から「はくつる」へのコンバートというのは、西のパイオニアから、東のパイオニアへの橋渡しだったわけですね。
イメージ 3
(クハネ583型)その通りです。ということは、ブルートレインの復活となると、編成は、「北斗星」と同じ編成数ですが、食堂車と豪華個室A寝台、B寝台個室を外したオーソドックスな、編成で運転を開始したのです。
イメージ 4
(ED75型)「北斗星」とは雲泥の差をつけられた「はくつる」ですが、この後の平成15年に八戸駅に延伸した東北新幹線の関係で、9年しか運転しておりません。実は、この時から平成15年までの列車を運転していたのですが、昭和39年から運転していた「はくつる」が電車寝台特急として運転していた時期は、26年しかなく、昭和から平成を通して、「はくつる」の運転がなんと40年しかなかったということになります。
イメージ 1
(Kt1641F)一つ聞きたいのですが、特急「はくつる」のブルートレインとして走ったのは、18年だけだったわけですか?
イメージ 4
(ED75型)その通りです。初期は「はくつる」の牽引も兄さんたちが担当しておりましたから、この列車に縁があることもありますが、実は、復活ブルトレ「はくつる」の牽引機関車はEF81型さんが通しで運転していく事になりました。
イメージ 3(EF510型)その後、「北斗星」の活躍が残した影響は、東北本線の寝台特急の衰退を招きました。しかし、特急「あさかぜ」のお古を使用したということになりましたが、「ゆうづる」たちが飛び去っていて、東北各線の特急「はくつる」と姉妹列車「ゆうづる」が築いた東北本線寝台特急の時代は、平成6年以後、それに代わって「北斗星」という巨大な星が輝いたことで、その陰となってしまいました。結果的に、それがまわりまわって北海道新幹線と「北斗星」の関係に現れてしまうのです。
(N)それで、次回のお話ですが、「北斗星」の関係で、「北斗星」を越える新たな寝台特急が誕生します。次回は、「すべてが豪華すぎた!」というサブタイトルでお送りします。
イメージ 2
(Hs1208F)それは意味深ですね。次回をお楽しみに。