"小説「虹色の十七世紀」1 中"の記事一覧

タイトル:紅巾乱戦勃発 12

それより、勇策は、そこにいた少年少女たちの自己紹介の嵐にあっていた。何せ若々しい少女のような、武司の母親、小泉明理を筆頭に、友達として接している刈谷輝彦のほかに、咲芝加羅、松林詩央里を紹介されて、勇策自身は困った顔をしてしまった。 こんなに紹介されても、迷惑極まりないからだ。 「それより、君たちは、私に何ができるかと言う事を見抜いていた…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 11

一方、福州でも人材が集まり始めた。勇策は、高志と梢の2人、そのほかに啓宗、正善、直胤の3人を加えて、5名で、人材探しに奔走していた。その中で、この報に接したのである。 一美は一体どう言う事を考え、何をしているのかと考えたのである。そこで、自分たちもこの後の時代の流れをどう作るかを、考え始めていた。 「一美様たちは、この国をどう動かしてい…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 10

それを聞いたネギは、少し戸惑った反応を見せた。なぜなら、まだ、中華全土を見渡していない中で、そのような大役が出来るのか、ネギはそこを心配していた。 「一美さん。私がこの役を務められるのか疑問があるのですが…。」 それを聞いて、一美は次の答えを出していた。 「違う世界から見ると、私たちの世界も違うと思うのです。だから、私は考えたのです。だ…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 09

その一月の間。一美たちは何をしていたのか、その前に、イングランドについて書いておきたい。イングランド地域はP.W.1000年ごろ、今までの都市国家を統一したイングランド「ノルマン王朝」がイギリスの代表として、君臨してから、600年ほどの長い間、各王家が交代で、王朝を守ってきたのである。 それが、時には多くの対立を生む事があった。特にオー…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 08

その後で、どうなるのかは分からないが、一美たちが成し遂げる為にやろうと思った事があった。それは、多くの艦船などが製造されている中で、どうしても部隊員の育成だった。それが、どう言う意味を示すのか、一美には分かっていた。 この所、多くの人物が集まるようになり、どこかの部屋を借りるしかないと、一美は考えるようになっていた。事は、子供たちの枠を…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 07

一美は、その事をいち早く感じ取っていた。実際、情報をいち早く集めていたからであって、自分たちがどう言った運命をたどるのかを、慎重に分析していた。おそらく、自分は、たくさんの中華族の人々から、指導者として担ぎ出されるだろう。そして、それから、どう行動するかによって、変わるだろうと考えていた。 それは、もし、他の場所で乱が起きたら、その対象…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 06

所で、福州では勇策自身が注目した人物がいた。それは、黒竜江州から来た人物で、車いすに乗っていた人物であった。倉坂梢と言う10歳の少女である。その少女がなぜ、彼の元に来たのか、倉坂梢の両親が、黒竜江反乱に巻き込まれてしまい。そこで命を落としたのである。足が府中になったのも、それによる傷がもとだった。 だからと言って、彼が養育するには、まだ…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 05

しかし、一連の動きをたどっていくと、多くの中華民族は政権を奪還する為に動き出していた事になるが、それが一つにまとまっていたのかと言う疑問が、頭をもたげてくる。それは、簡単な事であるが、真逆でほとんどまとまっていなかった。オルドス地方の、反乱はオルドスに住む蒙古族の反乱であり、生粋の中華族反乱ではない故、その政治的意味も曖昧であったと考え…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 04

特に、反抗を見せる明日菜だが、彼女も一美と同じ考え方を持っていた。実際、格差をなくすためには、どうすればよいのかを真剣に考え始めたのである。 実は、その明日菜には、悲しい過去があった。本名はアスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシアと書いてある書物もあるが、それについては記述にあいまいな点があり、資料としての定説は、今も存在…

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タイトル:紅巾乱戦勃発 03

その場を立ち去れなかったネギ、一美は、ネギの溢れた涙を必死にぬぐおうとする姿に、ネギの体を抱きしめることしかできなかった。この国の悲劇は、役人たちの責任とは言えない。しかし、それが興った以上。彼らは責任を負わねばならないだろう。 しかし、地方政府は政策の転換を始める事になったのである。この事態を、直近の危機と受け止めて、政策の転換を始め…

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