近鉄特急で「天理臨」を見る…。 03

本日の話題の2本目は、「鉄タビ(臨時便)」から「近鉄特急で『天理臨』を見る」の第3回です。

さてさて、
DSC00031.JPG
「天理臨」を撮影したのですが、平端駅に行くといいということになったのですが、どうしてこうなったのかといいますと、実は「天理臨」の集中するのが、平端駅であると考えられるのが自然です。そこで、私は、そのあとを追いかける列車に乗り込むことになります。
DSC00033.JPG
そこで、8400系8358編成を先頭とした橿原神宮前駅行急行に乗り込みます。これで、平端駅に向かうというわけです。
DSC00034.JPG
かつて、特急列車にも使用されていたこの8400系は、現在は、特急列車以外の種別なら何でもこなすことができる車両として、縦横無尽に活躍を続けておりますが、製造年代が昭和44年と、走り始めてから50年は経つ代物で、いつ引退してもおかしくない状況となっております。しかし、上には上があるというように、この車両の大本となった8000系は、初期編成が引退したものの、現在も後期編成が活躍を続けている状態ですので、長く走り続けてほしいものです。
DSC00035.JPG
さて、東側(画像左手)に大和西大寺車庫を見ながら、列車は一路南に進路をとり、次の停車駅西ノ京駅を目指します。実は、薬師寺と唐招提寺の最寄り駅が、西ノ京駅ですが、
DSC01142.JPG
世界遺産のすぐそばを通るため、特急急行の停車駅に加えてほしいという要望があったとされておりました。かつて、私も家族で、唐招提寺と薬師寺に行った時には、普通列車だけが停車する小さな駅でしたが、やはり、世界遺産登録の関係から海外からのインバウンド需要の高まりから、乗客が増えたのもわかるような気がします。
DSC00036.JPG
実は、その途中で、「楽」に遭遇しました。この列車は、京都駅から、天理駅行として運転されていたのですが、一旦大和西大寺車庫で休息をとって、京都方面に向かうということのようです。
DSC00037.JPG
西ノ京駅を出た後、私を乗せた列車は、大和郡山市の大和郡山駅に停車し、天理戦の分岐点である平端駅に到着。そこで、22600系2両単独の特急が視界に入ってきました。これは、名古屋駅から大阪線の大和八木駅まで名阪乙特急に連結されてきた列車で、大和八木駅から新ノ口短絡線を経て、平端駅まで2両単独で運転していたことになります。ここからは、方向転換を行って、天理駅に滑り込みます。といいましても、天理駅まではわずか3駅ですので、方向転換をしてもそんなに長い旅路ではありません。
DSC00038.JPG
そして、8358編成に別れを告げて、私は大和西大寺、京都方面のホーム位置に移動します。ちなみに、8358編成と会い方を組んでいたのは、1230系1241編成でした。このまま橿原神宮前駅まで突っ走ります。
DSC00039.JPG
そこで、さっそく、名古屋駅からはるばるやってきた天理駅行特急の22600系を撮影。編成は、残念ながらわかりませんでしたが5X編成のようですね。
DSC00040.JPG
天理駅行というのが、新鮮ですね。幕はシャッター型になってしまいましたが、かろうじて見ることができそうですね。
DSC00041.JPG
さて、方向転換のため、一旦本線の分岐点まで北上した後、運転席が変わり天理線に侵入することになります。Railsimではこれを再現するのが難しいかもしれません(-_-;)。
DSC00042.JPG
そして、そのあとにやってきたのが、天理駅行急行ですが、京都駅始発か、大阪難波駅始発((?_?))かのどちらかですね。
DSC00043.JPG
編成は、5800系5803編成です。実は、普段の天理線は、平端駅と大和西大寺駅からの普通しか運航されておりませんが。「天理臨」ダイヤとなりますと、関西の2大ターミナルである京都駅と大阪難波駅からは直通する急行の運転があり、名古屋駅及び、京都駅からの速達列車として、特急が運転されている例があります。さらに言いますと、かつては、神戸三宮駅からの快速急行が運転されていて、ヘッドマークに「快速急行 天理」という文字が書かれていたそうなのです。また、以前のダイヤでは、1時間に1本、京都駅始発の直通急行が運転されていたのですが、それも、橿原神宮前駅行急行に統一されており、平端駅連絡接続の改善が図られているというわけです。
DSC00044.JPG
そして、その列車の出発を待っていた22600系が…、「おい、何かおかしいぞ!」と思った方は鋭いですが、実はこの平端駅は、面白い構造を持っております。実はわたくしが撮影している位置は、橿原線3番と4番乗り場のホームですが、実は天理線のホームは右側の奥まったところにあり、そこから1番乗り場と2番乗り場という順番に分かれております。そして、橿原線の列車は3番から6番乗り場で運転されているというわけです。
図で説明すると
            /―――――――①――――×→天理駅行
             /  /―――――②――――×←天理駅発
              / ×―――――③―――――\
西大寺方面→―――――××―――――-④-―――――×――――→橿原神宮前駅行
西大寺方面←―――――××―――――-⑤-―――――×――――←橿原神宮前駅発
             \―――――-⑥-―――――/

(注意:×は「ポイント」です。太字はダブルクロス型です。)
という構造になっております。言ってしまえば、5番乗り場に停車している天理駅行にクリアしなければならない問題というのは、簡単に天理線の下りに入ることができないだけでなく、続々と追いかけてくる上り優等列車の邪魔をしないで、天理線に乗り入れるのかどうかです。そのため、ルートを説明するとこのようになります。
DSC00041.JPG
            /―――――――①――――×→天理駅行
             /  /―――――②――――×←天理駅発
              / ×―――――③―――――\
西大寺方面→―――――××―――――-④-―――――×――――→橿原神宮前駅行
西大寺方面←―――――××―――――-⑤-―――――×――――←橿原神宮前駅発
             \―――――-⑥-―――――/
先ほどの画像で分かるのは、赤色で示した部分です。5番線を出た列車は、上りの大和西大寺駅方面側、すなわち隣駅の筒井駅側で、いったん停車します(緑色の部分は通りません)。
DSC00044.JPG
そして、この画像では、
            /―――――――①――――×→天理駅行
             /  /―――――②――――×←天理駅発
              / ×―――――③―――――\
西大寺方面→―――――××―――――-④-―――――×――――→橿原神宮前駅行
西大寺方面←―――――××―――――-⑤-―――――×――――←橿原神宮前駅発
             \―――――-⑥-―――――/
このように、天理線の上り線をまたぐように利用して、天理線に入っていくわけです。
DSC00045.JPG
その行為を見届けた後、待っていたのが、12410系の京都駅行特急4連でした。これも、ダイヤに余裕がある近鉄橿原線のすごさというところかもしれません。まさに「ザッツ近鉄!」というところでしょうか。
DSC00046.JPG
DSC00047.JPG
そう言ううちに、8600系8162編成の橿原神宮前駅行普通が停車、
DSC00048.JPG
その普通が待っていたのは、橿原神宮前駅行特急です。この通過を見送った後に、上り線のホームに目を移すと、
DSC00049.JPG
5番乗り場に、名古屋駅からでてきた天理駅行の臨時団体列車が進入してきました。
DSC00050.JPG
15200系の4連が到着してきました。
DSC00051.JPG
15205編成が担当しておりました。これは、天理講と呼ばれる集団の集まりを乗せた列車だというわけですね。

ということで、次回記事に続きます。

<<<PREVIEW 02                      NEXT 04>>>

"近鉄特急で「天理臨」を見る…。 03" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント